『アラサーちゃん』が完結。峰なゆかが8年かけて描いた女の本音とは?
ドラマ化かな。しんどかったのは、うつが悪化して休載したときですね。担当さんの反応が優しくて、それが早めの回復に繋がったと思います。
――あれだけ密度の濃い4コマに、毎回きっちりオチをつけるのは大変ですよね。しかも週刊連載で。
峰:そうなんです。だから、二度と4コマは描きたくないです(笑)。
――では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。
峰:『アラサーちゃん』の連載中、私自身の気になることがどんどん変わっていったので、10年ほど寝かせれば描くこともまた増えていると思います。そのときは『ハッピーマニア』みたいに再開するので、新連載の『AV女優ちゃん』ともどもよろしくお願いします!
<取材・文/山脇麻生>
――オラオラ君の印象はどう変わりましたか?
峰:最初はしょうもないヤリチンとしてしか描いてなかったんですけど、印象が悪い分ちょっといいところが見えただけで印象がアップするヤンキー効果が発動した感じです。「なんやかんやいってアラサーちゃんのことが好きだし、本当はいいヤツだよね」という感想も結構いただきましたけど、「コイツはすぐに浮気して、性病とかうつすんだぞ!それは忘れないでくれ!」と思いますね。
――初期の『アラサーちゃん』には、男性からの「女って怖い」的な反応もありました。連載を続けるうち、その辺りも変化していったように思うのですが。
峰:連載当初は「女って怖い」みたいな感想を言うのが最もわかりやすい男女のコミュニケーション方法だったと思うんです。相手は私がそう言われたくて描いていると思っていて、善意でそう言ってきたりもして。でもそれが「もしかしてダサい?」ってことになったんじゃないでしょうか。私もそれを言われるのにうんざりしていたので、「怖い」という反応がなくなっていったのはよかったです。
――連載中、一番嬉しかったこととしんどかったことは何ですか?
峰:楽しかったのは1
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