とき宣が抱く次なる目標「ドームや新国立競技場に立てたら」
今年4月で結成10周年を迎えるアイドルグループの超ときめき♡宣伝部。昨年には『最上級にかわいいの!』が12億再生突破、さいたまスーパーアリーナのワンマンライブでチケット完売など、乗りに乗っている彼女たちにこれまでの道のりと、今後の展望について語ってもらった。
――昨年、辻野さんには1st写真集『Kanami Tsujino』発売の際にお話を聞きましたが、その後、『週刊スピリッツ』の表紙にも登場されていましたね。
辻野かなみ(以下、辻野):すごくうれしくて、自分が表紙の号の発売日に何軒もコンビニを回って。何冊か買ったあとに、まだ残っているぶんを目立つところに置いてみたりしました(笑)。
――今年の1月末には『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)にて、吉川さんがドッキリを受けての変顔でスタジオを沸かせていました。反響はいかがでしたか?
吉川ひより(以下、吉川):テレビのドッキリを受けたのは初めてだったんですけど、『ドッキリGP』はいつも見ている番組で、いつかドッキリをかけられたいと思っていたので、夢が叶いました!
じつは家で、カメラもないのに妹からよく驚かされているんです。そうやって家でリアクションを鍛えてきたかいがありました(笑)。オンエアを家で見たお母さんも「よくやったぞ」って褒めてくれましたね。
――では続いて、それぞれがこの10年で一番うれしかったことを聞いていきます。
吉川:いろいろあるんですけど……。私はやっぱりピザーラさんのTVCMに出られたのがうれしかったです。みんなでいつかTVCMをやりたいよねっていい続けてきたので、まさかあの「ピザーラおとどけ♪」を自分たちが言えるなんて。曲がバズって知名度が上がったからこそ叶った夢だと思います。
あとラジオでシンガーソングライターのコレサワさんとお話しできたのもすごくうれしかったです。以前からずっと大好きで、曲を書いてほしいとお願いしたんですが、その後『最上級にかわいいの!』を書いていただけて。あの出会いがとき宣の道を広げてくれた転機だったと思います。
辻野:私は去年、さいたまスーパーアリーナのワンマンライブをソールドアウトにできたのがうれしかったです。アイドルを始めた頃から、いつか先輩たちが立っている大きな会場でライブをしたいと思ってきたけど、そこまでの道のりは長くて。2000人規模の会場でもソールドアウトにできないことが多かったんですよ。なかなか厳しい現実を感じていたからこそ、アイドルの原点であるライブで結果を残せたのがうれしいです。
――大箱であるさいたまスーパーアリーナを埋めた次の目標はありますか?
辻野:たくさんのファンの方たちを集められるようになったことで少し自信もついて、ここで止まれない、もっと先を目指していきたいって気持ちになりました。ドームや新国立競技場に立てたら、また一気に景色が変わるんじゃないかって思います。
2020年にさいたまスーパーアリーナで無観客のライブをやったとき、絶対にまたここに帰ってきたいと思って、それを4年越しに叶えられた。私がアイドル活動をしてきたなかで幸せな時間がいっぱいあったけど、あのライブが一番幸せな時間のひとつです。
杏ジュリア(以下、杏):私もさいたまスーパーアリーナのライブがうれしかったです! これまでライブを重ねてきたなかで、急にがつんと大きい会場になったのは2022年の幕張メッセでした。天井までつきそうなくらいたくさんの方たちからペンライトを振ってもらった感動が大きかったのを覚えていて。
あともうひとつ、私は去年で20歳になったんですけど、昔から10代から20歳になる瞬間が怖かったんです。20歳という特別な年を“神イヤー”にしたいと思っていたなかで、曲がバズったり、夢だったドラマ初出演、始めての海外公演、さいたまスーパーアリーナのライブと、うれしいことばっかりで。すごくうれしい“神イヤー”にできました!

(写真左から)リーダーの辻野かなみ、杏ジュリア、菅田愛貴、吉川ひより
ドッキリ番組出演に母から「よくやったぞ」
ドームや新国立競技場に立てたら


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