更新日:2023年04月27日 10:39
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沢尻エリカ逮捕でまた…相次ぐ“降板トラブル”で裏方の苦労を業界人が語る

脚本家にとっても金銭的な痛手が

 また、刑事モノや2時間ドラマを手掛ける脚本家C氏からはこういった悩みも。 「ドラマが再放送されると脚本二次使用料が支払われるのですが、ある役者さんが事件を起こして芸能界を引退した後、彼が私の脚本作にメインで出ていたためにその回が全く再放送されなくなって……。脚本家にとっては結構な金銭的な痛手でしたね」  このように、精神的な被害、制作関係者だけでなく脚本家までもが被害も被ってしまうのだ――。  企画に始まり、脚本作りやキャスティングに撮影、そしてオンエアまで。ドラマを完成させて放送されるまでには作品以上に“緊張感のあるドラマ”があるようだ。なんとか、よい代役が見つかり『麒麟がくる』が名作ドラマになってくれることを祈るばかりだ。<取材・文/木田トウセイ 撮影/林健太>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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