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JAL新制服お披露目 女性パイロットは2500人中13人

JAL女性パイロット新制服

JAL女性パイロット新制服

 3月3日、羽田空港でJAL職員有志によるイベント「ひなまつりフライト」が行われ、女性パイロットの新制服がお披露目された。これまで女性パイロットは、男性用制服をサイズダウンした制服を着用しており、見た目だけでなく素材感や機能性の面でも不満があったという。新制服のデザインは、「品良く、凛々しく」をコンセプトに、女性の体型に合った立体パターンで製作することで、機能的なスタイル美を追求したそうだ。見た目の大きな変化がないが、帽子や袖元のサイズだけでなく、女性の肌に合ったやわらかい素材のシャツなど、細やかなデザインが施されている。 ⇒【拡大画像】 女性パイロット新制服2パターン https://nikkan-spa.jp/162808/jal120303_00  ちなみに、JALに在籍するパイロット2500人のうち女性は13人。その歴史も浅く、1997年に初の副操縦士が登場してから、機長を務めた女性パイロットはいないという。他社をみても航空会社の女性パイロットは少ない。女性の機長アナウンスを聞いたことがある人はラッキーだ。新制服を纒って、機長就任をぜひ目指してもらいたい。
JALひなまつりフライト

「JALひなまつりフライト」 キティちゃんも登場

 イベントでは、JAL女性社員が搭乗口に集まり、乗客にひなあられを配布し、お見送りをした。機内食搭載、グランドスタッフ、整備士、CA、搭載・航空機誘導、給油、オペレーションなど、裏方も含めた運航に関わる全ての職種が揃った。  さらに、Hellosmile(子宮頸がん予防啓発プロジェクト)の応援キャラクターである、ハローキティが着物姿で登場。これには、搭乗口に集まった子どもだけでなく、大人も大喜び。女性スタッフとキティちゃんにお見送りされ旅立った乗客たちは、みな笑顔であった。 <取材・文・撮影/林健太> ⇒【おまけ画像】 空港で働く特殊車輌 https://nikkan-spa.jp/162808/jal120303_24
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