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「目を覚ますと、全裸の監督が…」グラドルたちが受けたセクハラ事件簿

「僕が可愛がれるかどうか見極めたい」の真意

知らない男

自称“業界人”の得体の知れない男から「仕事の話」を持ちかけられることも…

 強烈に覚えているのが、某番組のオーディションの案内だった。「フリーランスのタレントを中心にお仕事を振っています」という男から仕事用のアドレスにメールがきた。堅めな文面からまっとうな人なのだと判断し、一度会って話すことになったのだ。  待ち合わせの喫茶店に現れた男は、“チョイ悪オヤジ”といった感じでうさん臭い。なぜか自分がエキストラで出演した番組の自慢を写真付きで語り続ける。  肝心のオーディションについて聞けば、「仕事を振ることは可能だが、まずは吉沢さん(筆者)がどんな子か知りたいし、僕が可愛がれるかどうか見極めたい」という。よく意味がわからなかったが、とりあえず了承すると「じゃあ行こうか?」と席を立った。  てっきり事務所に行くのかと思いきや、「あんまり時間がないから……レンタルルームでいいかな?」と腰に手をまわしてきたのだ。鈍感な筆者もようやく男の意図がわかった。可愛がるとは、人間的な部分を見るとか、そんなゆるいことでは全くない。  1回お相手しなさいよ、ということだったのだ。  筆者は別に枕営業は否定しない。本人がしたければすればいいと思うのだが、ただオーディションに書類を出してもらうだけで枕していたらキリがない。そもそも、この男は書類を送るだけの役割。決定権はないはずだ。バカバカしく思い「いや、そういうのは出来ません」とハッキリ言うと、「あっ、そう」と素っ気ない返事。 「僕は君をもっと知って、可愛がってあげて仕事を振りたかったんだけどね。じゃ、この話はなかったということで」  そう言って、男はさっさと立ち去った。これ、仕事の打ち合わせでもなんでもなく、ただの悪質なネットナンパだ。  事務所には所属せず、フリーで活動するタレントやアイドルも少なくない昨今。こちらの足元を見て、つけこむような輩が増えている気がする。  芸能人や一般人を問わず、もしも明らかに仕事とは関係のない理不尽なセクハラやパワハラを受けそうになった場合は、容赦なくSNSで晒してしまえばいいと思う。<取材・文/吉沢さりぃ>ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。Twitter:@sally_y0720
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