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東出昌大、唐田えりか、杏。俳優業へのダメージ度と今後をTV業界人に聞く

 イケメン俳優として活躍してきた東出昌大(31)と9歳下の女優・唐田えりか(22)との不倫が、連日のようにワイドショーやネットニュースで扱われて、大きな波紋を巻き起こしている。

1月期ドラマ、東出は続行で唐田は出演自粛

 東出は、妻で人気女優の杏(33)との間に双子の女児と長男がおり、芸能界きっての“おしどり夫婦”として知られてきた。しかし、杏の妊娠中の不倫だったことや、唐田えりかがSNS上で挑発的な投稿をしたことが、視聴者の反感を買いまくり、ここまで大きな問題になったようだ。  また、東出昌大と唐田えりかが現在放送中の1月クールドラマに出演していたことで、テレビ局や制作サイドが大混乱した点も要因だろう。
『ケイジとケンジ』テレビ朝日

『ケイジとケンジ』公式サイト(テレビ朝日)

 結局、東出昌大は桐谷健太とW主演で出演中の『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系、木曜午後9時~)こそ降板とならなかったが、出演する4社のCM動画がすべて削除されることに。また27日、出演中だったサンスターの「G・U・Mデンタルブラシ」のCM打ち切りが発表された。  一方の唐田えりかは、出演中だった『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系、金曜午後10時~)への出演自粛を発表。また、オムニバム形式の『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京系、月曜午後24時12分~)の5、6話の出演もほぼ白紙になっているという。自身の公式サイトも閉鎖したようだ。

『ケイジとケンジ』はシリーズ化も期待されたのに……

 この一連の騒動を受けて最も損をする、今後の俳優人生が変わってしまうのは誰なのだろうか――?  ドラマや映画に携わる関係者たちに話を聞いた。ドラマ制作会社で働き、現在はフリーのプロデューサーA氏はこう語る。 「『ケイジとケンジ』は、『HERO』や『ガリレオ』シリーズを執筆した人気脚本家・福田靖さんを口説き落として書いてもらったオリジナル刑事ドラマで、テレビ朝日としてはかなり力を入れていたらしいです。『相棒』『科捜研の女』『ドクターX』といった人気シリーズの一作に入るだろうと期待していたようで、第1話も12.0%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)とまずまずの数字をマークしていました。しかし、例の不倫騒動後は一気に下がって9.7%ですからね……。 今作で、東出さんのセリフや役回りを減らすことはないでしょうが、シリーズ化はほぼあり得ないでしょうね」  さらにA氏は東出昌大について、来年以降の俳優業を心配していた。 「東出さんは5月1日公開の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』をはじめ、年内はいくつかの映像作品の撮影が決まっているようで、それらはおそらく順当にこなすことになると思います。ただ、来年以降に放送される企画段階のドラマに関しては『キャストとして組みづらい……』と各局のスタッフがボヤいていますね」

東出はさわやかイメージの脱却、唐田は舞台の道へ?

 かつてドラマ部にいた某局の女性プロデューサーB氏にも話を聞いた。 「東出さんといえば、さわやかで正義感の強い役やマジメだけどちょっと抜けたところもあるキャラクターを演じさせたらピカイチだったと思います。しかし、それは杏さんとのおしどり夫婦のイメージがあってこそ……。  数年にもわたって不倫していたということですから、イメージチェンジを図るしかないですよね。いわゆるヒール役や主人公の恋敵になるのでしょうが、そのタイプに秀でた俳優はたくさんいます。正直、彼の演技力ではちょっと厳しいかなという印象です」  一方、不倫騒動を大きくしたもう一人の張本人・唐田えりかについても、B氏から厳しい意見が飛び出した。 「『ソニー損害保険』のCMに出演していたときは、その唯一無二の透明感が業界内で話題になっていました。ただ、同じ事務所にドラマ『この世界の片隅に』などで主演を務めた松本穂香さんがいたこともあり、チャンスがなかなか回ってこなかったのが残念でした。そのあたりも恋愛に走ってしまった要因かもしれないですね。ますますテレビは難しくなりましたけど……」 「唐田さんとしても、ドラマよりも映画のほうに興味を持っていたと聞きました。今回、東出さんと出会うきっかけになったのも映画『寝ても覚めても』でしたし(苦笑)。カメラ好きでアート系の子なので、スポンサーをそこまで意識しないでもよい、舞台などで活動していくのもいいかも」
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杏の仕事への影響は?
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