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恐竜壁画に動く巨大恐竜像…まるで“ジュラシックパーク”な駅に行ってみた

―[シリーズ・駅]―
 日本ではこれまで19道県で発見されている恐竜の化石。そのうちもっとも多くの化石が見つかっているのが福井県だ。  例えば、2019年11月には同県勝山市で2013年に発掘された鳥類の化石が新種だったことを発表。始祖鳥に次ぐ古い鳥類とされ、“原始的な福井の翼”を意味する「フクイプテリクス・プリマ」という学術名が付けられている。

恐竜テーマパーク化している福井駅

JR福井駅

JR福井駅

 そんな福井県は以前から“恐竜王国”を名乗っており、観光客誘致に力を入れている。その一環として、福井駅にはさまざまな恐竜の展示物があり、駅そのものが観光スポットになっているといっても過言ではない。  なかでも福井駅西口にある全長約10メートル、高さ約6メートルの巨大恐竜像は圧巻。目の前で見るとかなりのド迫力だ。
フクイティタンのモニュメント

フクイティタンのモニュメント

 これは2007年に発見されたその名も「フクイティタン」。骨格化石などから等身大で再現されており、こんなにデカい恐竜が福井県内の地層から出てきたことにロマンを感じずにはいられない!  しかも、この像はただの置物ではなく実際に動き、鳴き声まで上げるのだ。駅前に像やモニュメントが置いてあることは珍しくないが、動く恐竜像は全国でもここ福井駅だけだ。
フクイプラトルとフクイサウルスのモニュメント

フクイプラトルとフクイサウルスのモニュメント

フクイサウルスの木製骨格像(えちぜん鉄道福井駅構内)

フクイサウルスの木製骨格像(えちぜん鉄道福井駅構内)

 しかも、フクイティタンだけでなく、その隣にはフクイプラトルとフクイサウルスという地元で発見された別の恐竜の像も展示。とっくの昔に絶滅しているので実物との比較のしようがないが、それでも「きっとこんな恐竜だったのだろう」と思わせる精巧な造りだ。
足跡の化石

足跡の化石

 これら3体の恐竜がある広場には、恐竜の足跡の化石も展示。本来なら博物館に保管されるべき貴重な代物だが、このように人々の往来する駅前に置いてしまうなんて太っ腹だ。  ただし、像や化石もスゴいがこれだけではない。恐竜広場のあるJR福井駅西口には駅舎を覆うようなヨコ約45メートル、タテ約10メートルにもおよぶ恐竜の巨大壁画が描かれている。
夜はライトアップされるJR福井駅の恐竜壁画

夜はこの恐竜壁画がライトアップされる

 駅がこんな風に巨大イラストでラッピングされるのは、JR西日本管内では初めてのケース。しかも、夜間はこの壁画も恐竜像もいずれもライトアップされて昼間とはまた違った迫力がある。
恐竜壁画の下に描かれているトリックアート(その①)

恐竜壁画の下に描かれているトリックアートその①

恐竜壁画の下に描かれているトリックアートその②

恐竜壁画の下に描かれているトリックアートその②

JRとえちぜん鉄道の両駅構内にあるツーショット撮影可能なベンチ

JRとえちぜん鉄道の両駅構内にあるツーショット撮影可能なベンチ

 ほかにも壁画のちょうど下に位置する歩道脇には、恐竜が壁を突き破って出てきたようなトリックアートを2点展示。さらにJR福井駅構内、隣接するえちぜん鉄道福井駅の構内には、白衣姿の恐竜が座る特製ベンチを設置。横に座ってツーショット撮影ができるようになっている(※このベンチは敦賀駅、芦原温泉駅など福井県内の複数個所に設置)。
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