「こんな婚活パーティにはもう行かない」独身男たちの怒りの声
近年、ますます需要の高まる婚活市場。マッチングアプリなど様々な形態のものがあるが、昔から人気があるのはやはり婚活パーティー。
しかし、最近では婚活パーティーのジャンルが増え、中には「2度と行くか!」と思うほど、酷い会もあるという。そこで、男性に「実際に体験したひどすぎる婚活パーティー」を聞いてみた。
話を聞いたのは都内の医療機器メーカーに勤務する高岡秋人さん(仮名・31歳)。同世代の中では比較的高収入な高岡さんは友人に誘われて「高収入男性限定」の婚活パーティーに参加してみたというが……。
「高収入系のパーティーは土日だと人気が高いのか、参加者がすぐに埋まってしまうものが多いんですよね。そこで友人が探してきたのが昼間行われているパーティー。ランチの合間にサクッと行けるのでいいかな、と思って参加することにしたんです。価格は7000円で、もし人数が集まらなければ開催はナシ。まぁ、それならそれで別にいいかなと思っていました」
そして当日、人数が集まったのかパーティーは通常通り開催されることになった。
「まず、待合の時点で男性が僕と友人を入れて4人しかいないんですよ。その時点で、『あれ、ちょっとおかしいな』と思ったんです。通常の婚活パーティーでは、どんなに少なくとも男女10人ずつで行われるのに。友人と『大丈夫かな?』なんて話していると、パーティースタッフから『お待たせいたしました。これより受付を開始します』と言われたんです。
まだ全然人数が集まっていないのに? と思い、念の為スタッフに『今日、女性何人来てるんですか?』と聞いてみると『5人ですね』と言われたんです。おいおい、男4人に対して女性5人かよ……と、この時点ですでに嫌な予感はしていました(笑)。
パーティーは男女それぞれがブースに座って、話したら男性が席を移動していく形式のものでした。でも、女性のほうが多いので常に1人余っているんですよ。そしてついに女性との自己紹介タイムになったのですが、正直全然タイプじゃない。一応、20~30代のパーティーなのですが、見事に全員30代後半でしたね。男性参加者も僕と友人以外は30代後半っぽくて。女性からも『ちょっと若すぎない?(笑)』と、なんでお前、こんなところに来てるの? という目で見られ……」
だが、悲劇はこれだけではなかった。
「軽食付きと書いてあったので軽いランチを期待していたのですが、もらえたのはお煎餅がたったの2枚。さらにドリンクはお茶のみで紙コップで1人2杯まで……。今時紙コップって、普通はペットボトル1本くらい用意するでしょ。それで7000円って……正直、キャバクラに行ったほうがマシでしたね(笑)。
肝心のマッチングは、タブレットで自分が気に入った女性の番号を入力するんですが、僕は特に気に入った人がいなかったので参加していない6番以降の番号を入力しました。友人は参加女性の番号を入れて1人とマッチングしたそうですが、連絡先は交換しなかったそうです」
参加者が少ない、料理が煎餅2枚
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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