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賀来賢人「普通のドラマとは違う感覚で演じました」 ドラマ『死にたい夜にかぎって』 先行試写会リポート

 2月25日からスタートする賀来賢人主演のドラマ『死にたい夜にかぎって』(毎週火曜25:28~ TBS系/MBSは2月23日からスタート)の第1話先行試写会&トークイベントが、代官山・蔦屋書店で行われた。

ドラマ『死にたい夜にかぎって』1話先行試写会が2月15日に行われた。
【左:村尾義昭監督、中:主演・賀来賢人、右:エンディング主題歌を務めるアイナ・ジ・エンド(BiSH))】

 原作は『日刊SPA!』で驚異的なPVを誇る爪切男の連載エッセイを、恋愛エピソードを中心に再構築した小説『死にたい夜にかぎって』(扶桑社刊)。  高校時代、憧れのクラスメイトから「笑顔が虫の裏側に似ている」と言われて以来、上手に笑うことができなくなった爪自身の実体験をもとに、どこまでも不器用だが愛する人を想う気持ちだけはどうしようもなく深い男の生々しい愛の葛藤がリアルに綴られていく。  主演を務めるのは今、最も勢いのある俳優の一人である賀来賢人。監督は村尾義昭(『アンナチュラル』『毒島ゆりこのせきらら日記』ほか)、脚本は加藤拓也(『俺のスカート、どこ行った?』)。そして、賀来演じる主人公・浩史とネットで知り合い、初めて会った日に告白されて同棲生活を始めるヒロイン・アスカを演じるのは山本舞香。全身全霊、全力で浩史を振り回す彼女の熱演にも注目だ。第1話では、そんな浩史とアスカの出会いが描かれる。

試写会終了後、主演の賀来賢人、監督の村尾義昭、脚本の加藤拓也、原作の爪切男が登壇して舞台挨拶を行った。

男性陣で、トークが展開されていった。
左から脚本・加藤拓也、主演・賀来賢人、村尾義昭監督、原作・爪切男

賀来賢人「最初は実話だと思ってなかったのですが、普通のラブストーリーにありがちなご都合主義なところがまったくなくて、(イエスの返事は)即答でしたね。主人公の小野浩史は、ものすごく絶望的なことが自分に起きても『まぁ、いいか』の精神で乗り越えてしまう。それを赤裸々に、悲劇を喜劇に変えて(小説として)書いている爪さんの顔を想像して『どんな人だろう?』ってものすごく興味が湧いて。現場で初めてお会いしたのですが、僕のイメージとまったく変わらない爪さんがそこにいて、『あ、この人、モテるな』と思いました。実話だし、自分が想像をし得ない経験ということもあり、演じていて普通のドラマや映画とはちょっと違う感覚でしたね。すごく不思議な感じです」

原作者・爪切男の印象について語ってくれた。

爪切男「自分の恥ずかしい恋愛がこうして映像化されるのは不思議な気持ちです。実際はもっと酷かった部分もあったんですけど、笑い話にすることで自分のなかでいい思い出として、なんとか一つの作品として書き切って昇華させたい、そうすることで一つ前に進めるような感じで書いていたので、ちょっと“願い”のようなものも入っています。(ドラマ化に関しては)今でもまだずっとドッキリが続いている感じです。最初に(村尾監督から)サウナで裸のままオファーされ、演じるのが賀来賢人さんと聞いたときは『いよいよ頭のヤベえ人だな』と(笑)。自分では(主演は)ハリウッドザコシショウさんくらいに思ってたんですけど、賀来さんなら大丈夫だなと思いました」

トークを盛り上げる、原作者の爪切男


さらに、自ら書き下ろしたエンディング主題歌を歌うアイナ・ジ・エンド(BiSH)も登壇。曲作りの感想と原作への思いを語った。

アイナ・ジ・エンド「書き下ろしが人生で初めてだったんですが、原作がすごい好きだったので、初めてなのに全然苦しまず、本当に爪さんの言葉を好きなように捉えてつくらせていただきました。男の人目線の歌詞を初めて書いたのと同時に、Aメロ・Bメロとも自分史上で一番低いところ(音)からスタートさせて、自分なりの男の人の歌をつくってみました。好きなエピソードは、アスカが浩史の首を絞めた回数をスタンプカードにつけて、スタンプが貯まったら自分にご褒美をあげる話です(笑)」

本作のために、初めて書き下ろした楽曲『死にたい夜にかぎって』を歌う、アイナ・ジ・エンドを迎えてトークが展開された。

原作の好きなエピソードを明かすアイナ・ジ・エンド

 このように、スタッフ、キャストともに並々ならぬ思いを感じさせるこのドラマ。浩史とアスカが織りなす愛のカタチを見て、果たして視聴者はどのような気持ちを抱くだろうか。軽々しく「愛」と呼ぶにはあまりにも生々しい、しかし、誰にも真似できない素晴らしい「愛」が満ち溢れている作品であることは間違いない。きっと多くの人の心に何かがこびりつくだろう。 <取材・文/中村裕一>株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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MBS/TBSドラマイズム『死にたい夜にかぎって』詳細情報

<放送情報>
MBS:2020年2月23日スタート毎週日曜24:50~
TBS:2020年2月25日スタート毎週火曜25:28~

<配信情報>
2020年2月25日(火)TBS放送終了後よりTSUTAYAプレミアムにて独占配信開始!
※他社見逃し配信を除く
※状況により配信日時が変更になる場合がございます
TSUTAYA特設ページ:http://tsutaya.jp/syk_p/

主演:賀来賢人
原作:爪切男『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)
監督:村尾嘉昭
脚本:加藤拓也(ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』)
制作:TBSスパークル
製作:カルチュア・エンタテインメント MBS

【番組公式SNS】
・ドラマ公式Twitter:@shinitai_yoruni
・ドラマ公式Instagram:shinitai_yoruni

【ドラマ公式サイト】
https://www.mbs.jp/shinitai_yoruni/

©2020「死にたい夜にかぎって」製作委員会・MBS ©爪切男/扶桑社

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単行本・文庫本:『死にたい夜にかぎって』詳細情報




作者:爪切男
単行本・文庫本好評発売中
発行元:株式会社 扶桑社

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・作者プロフィール:爪切男 (つめきりお)
’79年生まれ。派遣社員。ブログ『小野真弓と今年中にラウンドワンに行きたい』 が人気。’14年、『夫のちんぽが入らない』 の主婦こだまとともに同人誌即売会・文学フリマに参加し、『なし水』に寄稿した短編『鳳凰かあさん』が話題となる。’15年に頒布したブログ本も、文学フリマで行列を生んだ。本書『死にたい夜にかぎって』がデビュー作となる。週刊SPA!!では、労働エッセイ『働きアリに花束を』が好評連載中。

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文庫本:『死にたい夜にかぎって』

賀来賢人主演、連続テレビドラマ化決定!

単行本:『死にたい夜にかぎって』

単行本も是非チェックいただきたい!

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