恋愛・結婚

夫婦円満のための第一歩。3年間の徹底取材で見えてきたこととは?

「夫婦の問題を見て見ぬフリをするのが一番怖い」

 我が家も例外ではありません。価値観の違いで言えば私は効率を求めるタイプ、夫は物事の情緒を大切にしています。それぞれの抱える問題としては、私は不安症を過去に二度発症、アンガーマネジメントも下手で、体力もありません。対して夫はセロトニン不足によるうつ症状や、トラウマを抱えていたりします。そういった問題を抱える者同士がどうやってコミュニケーションを取り、支え合うのか。我が家についても本のなかで触れています。  取材を進めるなかで、問題を見て見ぬふりをすること、問題が何かわかっていない状況もまた非常に怖いことだと痛感しました。病識がないまま病気を放っておくことが生死を分かつことであるのと一緒です。この本が「何が問題かわからないが、パートナーと関係性が悪化している」という人の気づきにもなってくれるでしょう。  そして一番大切なことなのですが、この本は人の弱さを責める本ではありません。人間は弱いものです。弱さを認めずに突き進んでしまうか、弱さを自覚して対処していくか、そこも大きな分かれ目です。また、離婚することが必要なケースもあり、そちらについても触れています。  お互いの弱いところを認め合い、問題を自覚し、それをパートナーと協力して乗り越えようとする関係性を作ることができたなら。そういった関係性を獲得した夫婦は、大きな問題が降り注いでいても「絶対信頼できる相手」がそばにいるという状態で問題に立ち向かうことができます。 【犬山紙子】 作家、タレント。’81年、大阪府生まれ。現在、週刊SPA!にて「他人円満」を連載中。過去には小誌で7年間「痛男」を連載。近著に『アドバイスかと思ったら呪いだった。』(ポプラ文庫) 【劔樹人】 ミュージシャン、漫画家、主夫。犬山さんの夫であり、「他人円満」ではイラストを担当している。著書に『今日も妻のくつ下は、片方ない。』(双葉社)
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すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある

育児・家事、夫婦ゲンカ、不妊治療、セックスレス 、不倫etc. “壁”を乗り越えた巷の夫婦を徹底取材して見えてきた【夫婦円満のための100のヒントを収録!】
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