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エアアジアの1万3000円「1年間乗り放題パス」に日本人が殺到、その顛末は…

不正購入者は搭乗拒否、払い戻しも不可能

 エアアジアの広報は、この件について既に声明を出している。その内容は以下の通り。  VPNを利用した購入は、明確な規約違反である。従って、不正な手段で年間パスを購入した者に対しては搭乗拒否をする。年間パスの払い戻しはしない――。  もっとも、コロナウイルス禍はエアアジアの想像を上回るものでもあった。マレーシア政府は3月18日から31日まで、全ての外国人の入国とマレーシア人の出国を禁止した。一応は期限付きだが、状況如何では措置が延長される可能性すらある。  そして、コロナウイルスの流行がいつ終息するかは誰にも分らない。残念ながら、購入条件を満たしたマレーシア在住者にとってもエアアジアの年間パスは「賢い買い物」とは言い難い。仮にイスラム教の断食月明けである5月23日までにコロナウイルスの猛威が収まったとしても、此度の年間パスは土日祝日とハイシーズンのフライトに利用することはできない。規約でそう決まっているのだ。あくまでも「空席を埋めるための商品」という位置付けである。 「安物買いの銭失い」という言葉があるが、規約や現在の世界情勢を考えずに航空会社のキャンペーン商品に飛びつくのはやはり考えもの。判断は常に賢明でありたい。<文/澤田真一>ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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