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LINE Payで毎月10万円以上の支払いをすると2%還元。公共料金や税金もOK

 コロナショックで世界恐慌の影すら漂い始めた日本。もはや我々の財布を守るには、知恵を絞った賢い消費活動しかない。「チリも積もれば山となる」戦法で年間出費を減らす方法を伝授。知っている人はもう始めている。一日でも早く動き出そう! [総額50万円]得する方法

誰でも“確実に”お得になる! 全出費にポイントをつけろ

 得するためには急速に広まるスマホ決済の利用は必須。3月は各社がキャンペーン攻勢をかけたため、20~50%還元のチャンスがゴロゴロしていた。では、それが一段落した今後はどう立ち回るべきか。経済評論家の横川楓氏が話す。 「まず考えなければいけないのは、還元ポイントを分散させないことと“取りこぼし”を防ぐことです。私の場合、メインで使うLINE Payは支払額によって翌月の還元率が変わるので、毎月10万円以上の支払いをして必ず2%が還元されるようにしています。キャッシュレス・消費者還元事業と合わせれば4~7%ですし、LINE Payは公共料金や税金の支払いにも使えるのが大きいんです」
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横川 楓氏

 加えて、QRリーダーがない百貨店などで買い物をするときのために「年会費無料のプリペイドカード『LINE Pay カード』も持っている」そうだ。 「そうすることで、お店の環境による取りこぼしを防げます。とはいえ、皆がLINE Payがベストというわけではなく、使うサービスは“行動から逆算”すべきです。例えば楽天の利用が多い人なら楽天ペイがいいし、メルカリを多用する人ならメルペイが使いやすい。今は家賃、光熱費、公共料金までほぼすべての出費で、スマホ決済やクレジットカードでポイントを稼ぐ方法があります。まずは自分がよく行くお店のレジ回りを見て、どの決済方法が使えるのかチェックしてみてください」

キャンペーンを組み合わせて高還元率に

 また「キャンペーンを組み合わせれば、さらに高還元率にできる」と話すのは、節約情報に詳しいライターの山野祐介氏だ。 「3月中はdポイントの『マツモトキヨシで買い物をすると20%還元』とメルペイの『メルペイフィーバー』(最高50%還元)を組み合わせて、70%還元も可能でした。また、ECサイトの不定期セールやクーポンキャンペーンにも掘り出し物は眠っています。ただ、定価を釣り上げている場合もあるので、安易に値下げ率に飛びつかず、他サイトで相場を調べてから買えば確実にお得になるはず」
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山野祐介氏

 ほかにも「注目しているお得なサービスがある」と続ける。 「最近流行りのフードロス商品を買えるサービスなどを使えば食費を大きく減らせます。これらは誰でも使えるもの。やるかやらないかで、年間では大きな差が出ます」  お得なにおいを感じたら、脊髄反射レベルで反応せよ! 【経済評論家・横川 楓氏】 ’90年生まれ。唯一のミレニアル世代のお金の専門家。著書に『ミレニアル世代のお金のリアル』(フォレスト出版) 【節約ライター・山野祐介氏】 お得情報・節約術に精通するライター。複数のメディアでマネー系の連載を多く持つお得な情報のプロフェッショナル <取材・文/週刊SPA!編集部>
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