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コロナ禍のなかで出産、峰なゆかが語った「いま結婚を公表した理由」

峰なゆか

コロナ禍の最中での出産、チャラヒゲさんは立ち会えず

――『アラサーちゃん』の連載後期に交際が始まり、昨年は妊活をされていたとか。 峰:不妊治療クリニックには行ってましたが、自然に妊娠できました。とはいえ、妊活を始めた時点で6年くらいの付き合いだったけど、私のパンツがちょっと見えた程度でフル勃起していたチャラヒゲが、精神的に追い詰められてインポになっちゃって……。どうしよう! ヤバい!?って焦って、義務的にならないように、なるべく楽しい雰囲気にして「おま●こファック祭、しよっ?」って誘ってました(笑)。  その後、ほどなく妊娠がわかったのでラッキーでしたね。出産後の今は、“子持ち男性”文化人のような暮らしを目指してます。女性文化人って子どもがいるだけで、“ママタレ”のような母親目線の言動を要求されるけど、子どもがいる男性文化人がそんな要求をされることはない。ジェンダーとか大それた意味以前に、私自身、大規模な変化をしたくないから、目標は現状維持(笑)。  ただ、実際に子どもを産むと気持ちが変わるのかなとも考えて、出産前に“やっちゃいけないことリスト”を作りました。SNSのアイコンを子どもにしないとか、ハンドルネームを「○○ちゃんママ」にしない……とか、NG事項を肝に銘じるために。私は“子どもができた後の自分”に自分を乗っ取られたくないし、“子どもができる前の自分”を尊重したいんです。 ――妊娠判明後に、ご結婚されたのは何か理由があるのでしょうか? 峰:チャラヒゲは「籍を入れたい」って言ってたけど、まだ安定期に入ってないし、もし流産したら結婚の理由がなくなっちゃうので、「まだ入れたくない」って引っ張ってました。というのも、夫の長期育休が前提の出産だし、出産が前提の結婚ですから。  そもそも私、結婚というシステムはなくなればいいと思っているくらいで。人間が結婚してペアになると多くの恩恵が与えられるけど、ペアになりたくない人もいるのに差別的ですよね。結婚って単に制度や書類上のことなのに「結婚おめでとう」って言われても、めでたさがわからない。「出産おめでとう」なら、素直に嬉しいですけど。 ――コロナ禍の最中での出産は、チャラヒゲさんは立ち会えず、赤ちゃんとの初対面もガラス越しでした。 峰:臨月に入ると外に出られないので、出産前の2か月ほどはずっと家にいました。感染拡大で外出が自粛になる前から、自粛していたようなものなので、あまり影響を感じなかったのはよかったです。それに、生後1か月は赤ちゃんを外に出せないので、子どもを感染させないのが今の私のファーストミッションです。     *  *  *  現在、休載中の『AV女優ちゃん』は5月下旬に再開する予定だ。結婚・出産を経てもなお、進化し続ける峰さんに期待してます!

今後もインスタを中心に写真をUPしていく予定

 4月8日、峰さんは自身のSNSを通じて結婚と出産を発表。赤ちゃんを抱いた家族写真と共に「産婦人科はコロナ対策で立ち合いもお見舞いも禁止。やっと許可が出た夫との面会はガラス越しなうえ、赤ちゃんは黄疸治療のため両目にテープを貼られていたので初めての家族写真のディストピア感がすごい。」と書き込んでいた。

<取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!4月14日発売号より
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