現在でも“メロコアの金字塔”という呼び声高い1枚(写真はAmazon『MAKING THE ROAD』ジャケットより)
1999年、彼らにとっての4枚目となるアルバム『MAKING THE ROAD』が、自主レーベル「PIZZA OF DEATH」からリリースされる。同作を機にメジャーレーベルから離れ、メディア露出やセールスプロモーションも拒んだにも関わらず、全世界で100万枚以上もの売り上げを記録した。
このアルバムセールスによって、日本におけるメロコアブームの元祖であり、主役でもある存在として、広く認識されることとなったハイスタ。しかし、2000年に開催された『AIR JAM 2000』でのライブを最後に、突然の活動休止を発表。メンバーは、それぞれソロの活動を開始することとなる。
実は人気絶頂にあった頃、メンバー間には修復不可能と思われるほどの深い溝ができていたという。横山は当時を「お互いにまだ20代で、尖っていた」と振り返っており、度重なる衝突が、活動休止の原因だったと明かしている。