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コロナで需要が伸びた“美容整形”業界。人気の施術は?

ダウンタイムで1~2週間かかる脂肪吸引が人気

脂肪吸引 美容整形というと、心配されるのが“ダウンタイム”。部位や治療などにもよるが、美容整形手術をすると腫れやむくみなどができやすく、その症状が引くのを待つ時間のこと。このダウンタイムは日常生活に支障をきたすこともある。 「整形をしたいという方は多いと思うのですが、ダウンタイムが理由でなかなか踏み切れない人も多い。そういう『やりたくてもできない状況』があったと思うのですが、新型コロナウイルスで状況が一変したので『今しかない!』と整形を決意された方が増えたんだと思います」  そして、このダウンタイムを耐えうる環境下で人気な施術が「脂肪吸引」だ。 「特に、ボディの脂肪吸引が人気ですね。通常ですと、ダウンタイムは1~2週間程度ですが、内出血が出ることもあります。また、術後は固定具が必要になることもあるので、カラダの動きが制限されます。しかし、ダウンタイムに要する約2週間を、緊急事態宣言が出たおかげで会社の人と顔を合わせないでいられる今の時期にピッタリだと、求められる方が多いです。ほかにはダウンタイムは短めですが、マスクが必須の目周りの手術、鼻の手術、顔じゅうのほくろを取る治療も人気で、豊胸も需要がありますね」  コロナ禍を“美しくなるチャンス”と捉える人たち。それを止める権利は、誰にもない。 〈取材・文/すずきおさむし〉
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