「コロナ休校」で教育格差が深刻化…ゆとり世代を超える問題に
将来、子供を苦しませないために親がやるべきことは?
親としてやれることは、「国の政策、まだかよ」とメディアを見ながらぼやくことではなく、さらにドリルを買ってあげるだけでなく、ドリルを開きながら、不慣れでも下手でもいいので先生のふりをして教えてあげることだと思います。
下手な解説をした場合には当然子供からツッコミが入りますが、ツッコミに対して一緒に考えて押し返して……というやり取りを続けることで「軸」ができてきて、その軸を子供が受け止めて、さらに自分なりにアレンジしていくわけです。そうした所作は大人になり、会社員になった際の「変化に対応できる力」につながっていきます。
やむを得ず、出社をしている場合でも今の時期は飲み会もありませんし、子供が起きている時間帯になるべく早く家に帰りましょう。このまま生きる力が備えきれないまま大人になり、ずっと世話を見ることになってしまうリスクを考えると「悪い投資」ではありません。
ついでに親子の愛情をたくさん感じてもらうことで、お金持ちの子供よりも心が豊かに育つ可能性まで考えれば、お金のかからない有意義な「先行投資」だと割り切ることもできるはずです。
―[プロ経営者・中沢光昭]―
株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある 【関連キーワードから記事を探す】
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