コロナで美容整形が増加? キャバ嬢たちからは「整形の失敗談」が続々と…
全国における緊急事態宣言でテレワークや店舗の休業を要請される中、「この休み中に整形手術をしよう」と、美容整形外科に駆け込む女性が急増しているとか。店が休業中のキャバクラ嬢達も例外ではないというが、中には「整形失敗したかも……」と肩を落とす例も……。
今回は、キャバ嬢達に「整形手術の失敗談」を語ってもらった。
まず、話を聞いたのは都内のキャバクラに勤務するアリサさん(仮名・23歳)。
「21歳のとき、バースデーイベントの前に二重整形をしたんです。まぶたの皮膚を切開する全切開法という手術で、抜糸して仕事に復帰できるまで1週間くらいかかりました。3日後にバースデーイベントを迎えたのですが、それまで我慢していたお酒がやっと飲めると、つい飲みすぎてしまったんですよね。シャンパンを何本も一気したらベロベロになってしまい、気付いたら更衣室で泥酔……。しばらくして、太客が来てくれたと黒服に起こされたので席に向かうと……お客さんが私の顔を見て絶句。
トイレで鏡を見てみると、目がハムのようにパンパンに腫れていたんです! お客さんに整形はバレてドン引きされるわ、黒服には『お客さん怖がっちゃうから、もう帰っていいよ』と言われるわ……最悪のバースデーになりましたね……」
美容整形の施術後はダウンタイムといって、腫れや傷跡が元の状態に回復するまでの期間を設けるという。特に浮腫の原因となるアルコールは控えないといけないのだが、飲まなきゃいけないのがキャバ嬢の宿命だ。
また、アリサさんのように整形が原因で客が切れてしまう……というキャバ嬢も少なからず存在するようだ。話を聞いたのは大阪ミナミのキャバクラに勤務するルミさん(仮名・27歳)。
「1回のお会計でいつも10万円以上使ってくれるお客さんがいたんです。その人は普段、北新地の高級クラブで飲んでいるような人で、何度か他店に飲みに連れて行ったもらったことがあるのですが、すごくキレイな人を指名していました。そんな中で自分の顔にコンプレックスを持つようになってしまい、整形することにしたんです。
手術したのは鼻と目で、手術自体は成功して理想の顔に近づいたのですが……、久しぶりにお客さんに会ったら『誰?』と冷たく一言……。さらにめちゃくちゃ素っ気ない態度で、それから連絡してもあまり返信をしてくれなくなってしまいました。後に知り合いに聞いた話によると、『周りが美人ばかりだから、私のような普通の性格と顔の女が良かった』とボヤいていたそうです。
今は指名は増えたけれど、輩みたいな客ばかりで……。整形前のような、普通のサラリーマンみたいなお客さんは切れてしまい後悔してます……」
目がハムのようにパンパンに!
指名が増えても後悔するわけ
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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