次は無印良品の「撥水コットンリュックサック」を紹介します。前述したユニクロのリュックと比べると1000円ほど高いですが、その分クオリティも高い。 　生地はかなりしっかりとしたキャンバス地。素材感もよく、シルエットも非常にきれいで機能性も何の問題もありません。固めでかなりハリのある生地感のため、荷物を多く詰め込んでもリュックの形が崩れず、シルエットを保ってくれるのも魅力です。内側はシンプルな作りで、パソコンも収納可能。物を出し入れしやすいサイドのファスナーもあり、フロントのポケットもマチが広めで収納力があります。 　そして、なかでも特筆すべき点はショルダー部分。無印良品が特許を取得している独自のショルダーパッドで、ほかのリュックと比較してもかなり厚みのあるものになっています。ショルダーの内側より外側に厚みがあり、固くなっているのです。リュックは背負うと内側部分に重みがかかり、肩が疲れやすいものが多い。しかし、外側に厚みをつけることにより、肩の内側に集中していた重さが外側に分散され、肩に負担が集中しない作りになっています。 　このリュック、唯一難点を挙げるとすると、ジップを隠すトップのデザインが機能性においてアダとなっています。ハリのある固めの生地感のため、ジップが多少開けにくいのです。両手を使えば普通に開くのですが、片手では開けられませんでした。その代わり、サイドのポケットは片手で問題なく開けられるようになっているので、背負ったまま取り出したいものがある場合は、ここに入れるととても便利です。 「素材もシルエットのデザインもバッチリな白のリュックがほしい」という方には無印良品がダントツでオススメです。