恋愛・結婚

地元スナック嬢とコロナ結婚した常連客「恋愛対象として見てなかったのに」

キャバクラよりもスナックが狙い目?

スナック

写真はイメージです

 佐伯さんの例は極めて稀だが、スナックの女の子が客と結婚する……というケースは少なくはない。関西でスナックのママを務めるトモカさん(仮名・42歳)が、その理由を話してくれた。 「地元系のスナックでは、お客さんも女の子も家が近いというのもあるので、女の子とお客さんの関係は都心部のスナックに比べると密接だと思います。キャストもひと昔前まではバツイチの女の子が多かったのですが、最近は女の子もお客さんも若い子が増えたので普通に店で出会って結婚する……という話もよく聞くようになりました。  キャバクラとかと違って指名制じゃないので長く付き合いができるし、お互いの性格が分かっているので恋愛に発展しやすいというのもありますね。でも、太客と結婚してそのお客さんが飲みに来なくなるのは、少し惜しい気持ちもありますね。そんなときは女の子に『たまには一緒に連れて飲みに来てね』と言うようにしています(笑)」  トモカさんの店では、これまで3人の女の子が客と結婚して店を上がっていったという。もはや「婚活スナック」に改名しようかな、と冗談をいうトモカさん。常連客の出入りが限られているスナックは、キャバクラやガールズバーに比べると、意外と『婚活の穴場』なのかもしれない……。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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