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財布は100均ダイソーで十分。“金持ちの長財布”はもう古い理由

海外では「RFIDブロック」製品が人気

 KickstarterやIndiegogo等の海外クラウドファンディングによく出てくるのが、「RFIDブロック加工のミニマリスト向け財布」というものだ。犯罪者も時代と共に進化する。NFC読み取り端末を狙った者の尻ポケットに当てて、財布の中のカードから勝手に残高を出してしまう犯罪が発生している。いわゆる「電子スリ」というものだが、これを防ぐためにRFIDブロック加工がある。財布やパスケースの中にカードを入れているうちは、読み取り端末を近づけても反応しない。  日本国内のオンラインショッピングサイトでも、RFIDブロック加工の施された製品が販売されるようになった。試しにAmazonで「RFIDブロック」と検索してみよう。財布やカードケース等複数の製品が表示されるはずだ。
Amazon

画像は、Amazonで「RFIDブロック」と検索した結果

 バブル時代を知っている人は、あまりに小さなパスケースに「何だこれ!?」と驚愕してしまうかもしれない。しかし現代人のライフスタイルはよりコンパクト、そしてより合理的な設計であるべき。今持っている財布を見直せば、それがアフターコロナの世界を生き抜くための心機一転につながるかもしれない。<取材・文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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