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今さら聞けない「ワイヤレスイヤホン」の選び方、5000円台の逸品も

良品の見分け方

 ただ、Amazonを始めとするオンラインショッピングにはいろいろと落とし穴が仕掛けられている。5000円以下の製品には、無名メーカーの粗悪品が混ざっていないとは言い切れない。今の時代では当たり前の自動ペアリング機能やBluetooth5.0に対応しておらず、そもそもバッテリー持続時間も公称より遥かに短いという代物だ。ここは多少でも疑ってかかるべきだが、一方で真面目に製品開発を行っている新興メーカーもあるからその見分けは簡単ではない。  一番いい方法は、目を付けた商品のメーカーについて調べることだ。具体的に書けば、そのメーカーが日本語の公式サイトを作っているか否かである。  製品の質は、公式サイトの質と基本的にはイコールだ。日本語という、地球規模で見ればあくまで地域限定の言語に対応しているということは、それだけ顧客対応に費用を投じているということ。粗悪品ばかりを売りに出すメーカーにはできない。言い換えれば、Amazonでの衝動買いは極力控えるべきという意味でもある。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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