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Suica×マイナポイントで最大6000円分のポイントをゲット、お得な使い道は?

「Go Toキャンペーン」と併せて使えば豪華な旅行に…

 この6000円で何ができるか、というのが次の段階である。  いかんせんSuicaだから、Amazonでの買い物にはあまり適さない(Suicaが決済に使えないという意味ではない)。かといって、毎日の昼食代やらガソリン代やらの日常的な使い道では味気ない。  ここは「Go Toキャンペーン」と併せて使ってしまうというのはどうだろうか。  Go Toキャンペーンは、新型コロナウイルスの流行で需要が低迷した観光業などに対して、政府主導で事態収束後の再活性化を目指すというもの。  国土交通省観光庁が公開している資料によれば、1泊以上の個人旅行、団体旅行問わず半額割引。最大割引額2万円(日帰り旅行の場合は1万円)とある。旅行代理店や予約サイトを経由した場合も同様の割引額。  ただし、割引相当額の3割程度は地域共通クーポンで支払われる。現金やキャッシュレス決済のポイントではないから、これは旅行中に使ってしまうしかない。  このクーポンと共にJRE POINTの6000円をパッと散らしてしまう、という手がある。
国土交通省観光庁

画像は、国土交通省観光庁の「Go To トラベル事業」資料より

 国土交通省観光庁の資料には、例として1泊2食付き1人2万円の宿泊に適用される割引額が書かれているが、これによると旅行者に対して3000円分の地域共通クーポンが配布される。  JRE POINTの6000円を加えれば、総額9000円。しかもこれは1人あたりだ。ホテル代以外に1日で9000円を使う旅行、というのはかなり景気がいいのではないか。にもかかわらず、この9000円は自分の財布を痛めて捻出するものではない。  マイナポイントは他のキャンペーンと抱き合わせて利用することにより、さらなるレバレッジを利かせることができるようだ。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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