更新日:2024年02月01日 15:39
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CFD未経験者への最終回答「今、CFDを始めたいワケ」

CFD投資

◆世界中の豊富な資産へ投資できるCFD の“間口の広さ”

「緊急事態宣言」は解除されたものの、新型コロナウイルス感染拡大の危機は過ぎ去っておらず、世界を見渡すとまだまだ猛威を振るっている。3月には世界中の株式市場が大暴落し、「コロナショック」と呼ばれた。「中長期投資」を堅実にやっている人ほど、今回の「コロナショック」で手痛いダメージを負ってしまったことだろう。
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2019年12月から7月17日までの日経平均の推移。2月中旬から1か月で約3割も急落した(チャートは日刊SPA!編集部にて作成)

 そのあと株式市場は急回復しており、米株式市場では3000社以上を対象に算出される「ナスダック総合指数」がコロナショック後に過去最高値を更新。7月中旬時点ではアマゾンやネットフリックスなど、軒並み高騰している銘柄も多い。特に電気自動車メーカー・テスラの株価はトヨタ自動車の時価総額を超え、自動車メーカーで世界首位になったのも話題となった。一方、コロナ禍で需要減となる原油先物価格は、4月に史上初のマイナスとなる異常事態が起きた。  世界のマーケットでは、株式や為替、金や原油など幅広い商品が売買されている。そういった商品に投資しやすいのがCFDだ。 「CFDは世界の株式や株価指数などにも投資できる“間口の広さ”が魅力です。また、CFDでは、株価が高すぎると思うならば“売り”もできるのが特徴」と話すのは、投資に詳しいフリーアナウンサーの大橋ひろこさん。  GMOクリック証券のCFDでは、世界の主要な株価指数や個別株はもちろん、金や原油、天然ガスといったコモディティなどを参照原資産とする銘柄が揃っている。世界中のさまざまな資産へ投資できる種類の豊富さが魅力。米国の人気の個別株や、価格変動が大きい原油の取引も可能だ。ここからは、GMOクリック証券のCFDを前提に説明しよう。
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CFDとは為替や株式、株価指数、原油や金など、さまざまな資産に投資することができる金融商品のこと(GMOクリック証券ホームページより)

◆下落時にも収益チャンスに変えられる「売り」を身につけよう

 投資では「これから上がるだろう」と期待して、上がったら儲かる「買い」(ロング)が基本戦略だ。安く買って高く売ることで利益になる。対して、下がったら儲かる「売り」(ショート)という手法もある。これは「今後下がるだろう」と期待して、高く売って安く買い戻すことで利益となる。ショートできるCFDを使うと、上昇だけでなく下落局面も収益チャンスに変えることができる。
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CFDでは「売り」から取引を始めることができるため、下落局面でも利益をあげることができる(GMOクリック証券ホームページより)

「買う」(ロング)ことも「売る」(ショート)こともできるのがCFDの魅力。しかもレバレッジ(てこの原理)が効くため、少額から投資可能だ。CFDは株とFXのどちらのメリットも持ち合わせる商品といえる。 「新型コロナウイルスがいつ収束するか、経済はどうなるか、企業の業績見通しはどうなるのか、まだ相場の先行きは不透明な部分もあります。ですから『買い』一辺倒でなく、急変時には柔軟に『売る』という手段を持っていることが重要になります。このとき、『売る』ことができるCFDはとても使いやすい投資商品です」(大橋さん)  株やFXを頻繁に売買していなくても、積立投資やiDeCo、NISAなどで堅実に資産運用している人も多いのではないだろうか。 「長期で積み立てていく資産運用は、今回のような大きなショックでは資産が目減りするのを見ているだけになってしまいます。長期運用である積立投資は、大きく下がった際にも買い続けることに意義がありますが、短期的には急落時の損失を回避することはできません。積立型の投資信託を持っている、個別株を長期保有しているという方こそ、下落相場でも『売り』で利益を追求できるCFDという『ヘッジ』の手段を持っておくことも重要です。  今年は11月に米大統領選を控えていることもあり、巨額の経済対策で株式市場は大きくリバウンドしてきました。バブルがスタートしていると予想する向きも増えてきますが、米中の対立も激化しており、この先、何が起きるか予断を許しません。次に来る下落リスクにも備えて、『売り』で資産を守ることも考えておきたいですね」(大橋さん)  ただし、マーケットでは常に価格が変動しており、価格は各国の経済、社会情勢等により変動するため、価格が急上昇した場合、損失が膨らむことには注意しなければいけない。

◆経済の仕組みを知ればCFD投資にも役に立つ

 もちろん投資をするからには利益を追求することが目標であるが、経済の流れや、世界経済でいま何が起きているかを理解すれば、CFD投資の役にも立つ。 「ロイターの調査によると、世界の超富裕層を相手に投資助言を行うプライベートバンク9社が、コロナショック後、顧客に金(ゴールド)への投資配分を増やすよう助言しているとのことです(※)。日本では40年来の高値を更新しています。コロナ禍で安全資産として人気が高まっているほか、世界中が通貨のバラマキ政策を行っていることから、通貨の価値が下がる=モノの価値が上がるとの考えから、“モノの代表”でインフレに強い金が買われているのです。また、超富裕層をはじめ世界の投資家らがポートフォリオの見直しを行っていることも金上昇の一因でしょう。  あらゆるところで『コロナ後の世界』の在り方が問われていますが、資産運用の景色も変わり、ポートフォリオを見直す投資家も増えています。豊富な商品を取り揃えるCFDなら、金にも手軽に投資することができます。少額でもCFDで投資をすると、日々のニュースに興味を持つきっかけにもなると思います」(大橋さん) (※)ロイター2020年6月22日付け記事より(https://jp.reuters.com/article/gold-billionair-inverst-idJPKBN23Q0LB)

◆まずはチャートに慣れることから始めてみる

 投資といっても身構える必要はなく、スマホ1台でOK。GMOクリック証券のスマートフォン専用アプリは使い勝手がよくて個人投資家からも人気のようだ。外出先で手軽にチェックできるのも嬉しい。またCFDは、取引銘柄によって異なるがほぼ24時間売買が可能なので、働いている人でも仕事が終わってからの夜間や休日に売買することもできる。  GMOクリック証券では、1社で証券口座のほか先物口座、FX口座、CFD口座などを持つことができ、口座から口座へ資金移動するのもオンライン上で完結。口座も、免許証とマイナンバー(個人番号)だけで手軽に開設できる。GMOクリック証券は、CFDに投資をするなら始めやすい1社といえるだろう。 「最初のうちは複雑なチャート分析より、シンプルさが大切。スマホのアプリで十分でしょう。まずは興味をもった1~2銘柄を追い続けて、経済の仕組みや値動きを覚え、とことん追求してください。  CFDはレバレッジが効いて少額から投資できる点はメリットです。しかし逆に、それはリスクにもなることに注意してください。相場が1単位動いたら、どれだけの利益・損失が出るのかを把握してください。それによって、何枚買ったら、どれくらいの利益・損失が出るのか。どれくらいのリスクがあるかがわかりにくいですから、体感で勉強してみるのも大事です」  また、どこまでの損失を許容できるのかを明確にすることも大事だ。
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CFDでは用意した金額(証拠金)よりも大きな金額を取引することができる。少額から始められて「資金効率がいい」ともいえるが、それだけリスクがあることにも注意したい(GMOクリック証券ホームページより)

 GMOクリック証券のCFDなら、CFD初心者でも安心して準備できるようにデモ取引も可能。まずはご自身のペースで投資について学ぶ時間を設けてみてはどうだろうか。 大橋ひろこ アナウンサー、投資家。ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドPLUS」「北野誠のトコトン投資やりまっせ!」でレギュラーキャスターを務めるほか、さまざまなメディアで活躍。Twitterでも投資情報、戦略を発信している。 ツイッター @hirokoFR <提供/GMOクリック証券
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