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スーパークレイジー君、NGワード連呼の後藤氏…都知事選お騒がせ候補の「その後」

大きな話題となった政見放送

 続いて、これまで都知事選を含め10回の選挙に出馬し、トータル1020万円の供託金を没収されてきた後藤輝樹氏。なんと彼は「借金をしたのは都知事選が人生初」だという。 「僕の父は昭和11年生まれで、南樺太の出身。ちゃぶ台をひっくり返すような昭和の頑固親父で、父とはウマが合わず、家庭内はいつも険悪なムード。でも僕もしたたかなので、東大受験の浪人中ということで、家に置いてもらって、27歳で家出するまでに選挙資金1000万円を貯めました。当時から自営業、簡単に言えば何でも屋で、年収はずっと100万円未満でしたが、お金を使わないし、株やFXはほぼ負けたことはない」
泡沫候補たちの日常

後藤輝樹氏(37歳)

 小学生が喜びそうな“あの局部の俗称”を連呼した政見放送は、大きな話題となり後藤氏は一躍“時の人”となったが……。 「そもそもあの政見放送は『表現の自由』のため。NHKでノーカット放送されたのはノーベル賞級の快挙ですよ。政治とは関係ないですが、YouTubeでは去年『愛してるぜ!』と受験生を応援した動画が人気になって収益化に成功。今年は遂に年収100万円を超えそう。昔だったら変な人で終わるところが、変な人が世界を変えられる時代になったのは喜ばしいこと。捨て身で諦めなかったから僕もここまで来られたんです」 ▼後藤輝樹氏(37歳)2万1997票 8位 「NHKの政見放送ノーカットはノーベル賞級の快挙だと思います」 高校卒業後、紆余曲折を経て、’11年の神奈川県議会選挙に出馬。先の都知事選が10回目の選挙で、’16年都知事選の7031票から3倍に得票数を伸ばした。取材中にビールを飲むなど自由人の一面を覗かせるが、質問には真摯に答えてくれた
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スーパークレイジー君は参議院選挙に出馬表明!
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