そんな中、「不倫した芸能人がテレビに出ることよりも嫌なことがある」と語るのは、地方のスナックに勤務するカナミさん（仮名・35歳）。

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— 渡部建 アンジャッシュ (@watabe1972) December 24, 2019

「不倫した芸能人がメディアに出ることは違約金などの問題もあるので、仕方ないことだと思います。杏ちゃんは離婚しても自分で稼げるだろうから、そこに関してはどうとも思っていなそう。それよりも、離婚を選ばなかったアンジャッシュ渡部さんのほうが早く復帰して稼いでくれ……と、私が奥さんの立場なら思いますね。 　でも、それでもっと嫌なのは芸人や他の芸能人が人の不倫話をネタにしていること。本人達は『愛のあるイジリ』と思ってやっているんだろうけれど、視聴者側からしたら全然笑えないし、不倫された奥さんからしても蒸し返して欲しくないと思ってそう。単なる離婚とかならまだしも、人の不倫ネタで笑いを取ろうとする芸は不快ですね」 　思わぬところで巻き込み事故をくらったアンジャッシュ渡部の話は置いておくが、杏の大人の対応に称賛する声が多く聞かれた。 　不倫スキャンダルが出ても原田龍二や袴田吉彦のように自らネタにして再びメディア復帰するタレントもいるが、東出の場合それも難しい気がする……。そう考えると、杏の選択は最後の優しさだったのかもしれない。う～ん、懐が深い……。＜取材・文／カワノアユミ＞東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』（イーストプレス）が発売中。X（旧Twitter）：＠ayumikawano