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『DAM CHANNEL』新MC・白石聖「カラオケは男性の曲を歌うのが好き」

新しい刺激やインスピレーションをもらいたい

――今年4月から務めている「DAM CHANNEL」のMCは、実際やってみてどうですか? 白石:私、カラオケ好きなので「DAM CHANNEL」はイチ視聴者として、けっこう観てたんですけど、歴代の「DAM CHANNEL」のMCの方々が明るく爽やかにされているのを見て、私、全然そうじゃないので……。今でも「明るく、元気にね!」っていうふうに言われることが多くて、やっぱまだ元気じゃないんだなと勝手に沈むこともあります(笑)。でも、アーティストの方々と会える機会はないので、新しい刺激やインスピレーションをもらえたらいいなと思って、すごく楽しいです。 白石 聖――会ってみたいアーティストはいます? 白石:クリープハイプさん、大森靖子さん、椎名林檎さんが好きです。椎名林檎さんはお会いしてみたいかも。 ――椎名林檎さんは昔から好きなんですか? 白石:私はあまり音楽に詳しいわけではないんですけど……椎名林檎さんや東京事変さんは、母が車の中とかでよく聞いていたこともあって、小さい頃から聴いてきた音楽で、大人になった今あらためて椎名林檎さんってすごいなと。可愛らしさと色気と魅力がいっぱいじゃないですか。女性としてすごい。 ――カラオケでいちばん歌う歌は何ですか? 白石:男性の歌を歌うほうが多くて、クリープハイプさんが多いかもしれないですね。 ――クリープハイプさんは音域も高いですものね。 白石:そうなんです。女性でも「高っ!」ていうふうに感じるくらい、キーが高い曲もありますよね。 ――クリープハイプさんを好きになったきっかけはなんですか? 白石:映画『百円の恋』(2014年)のエンディングで『百八円の恋』が流れてきて、それを聞いたときに、エンディングのこの曲込みで映画が終わったっていうか。「なんだ、この歌詞?」って思いました。ずっと続く“イタイイタイイタイイタイ……”という歌詞が耳に入ってきて「なん?……なんじゃ?」と。あとで検索をかけたら、この「イタイ」には痛みの「痛い」と、一緒に居たいの「居たい」が掛かっていると知って。歌詞がすごく面白いなと思いました。
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ホームドラマみたいなものに憧れる理由とは?
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武蔵野美術大学大学院卒。テレビ朝日にて番組等のプロデュースを行なう。ほか、作詞や脚本の執筆、舞台の演出・プロデュースなどを手掛ける。
本連載の企画方針は「♯0」をご覧ください。

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