誰でもつくれる秘密基地。ホームセンターの材料を使い2日半でつくった小屋の出来栄えは?
小屋は、基礎づくりから屋根の防水シート張りまで、わずか2日半で建てられた。安東さんたち3人にとって、ツーバイ工法の小屋づくりは初めてのこと。そこで思いついたのが、材をなるべく切らず、そのままの寸法でつくれるように設計することだ。
躯体には長さ3660㎜の2×4材を50本。壁や天井の内張りに使用したOSBボードは1820×910㎜のものを31枚。床用の合板には、腐食防止のためウレタン塗装を施したものを選んだが、基礎からセメント、木ネジまで、ホームセンターでそろえられるものばかりだ。
外壁材は、安東さんの自宅に用いたウエスタンレッドシダーの端材を使ったこともあり、材料費はデッキを除いた小屋の部分で20万円を下回っているから驚きだ。
写真・取材・文/吉田智彦
ライター/カメラマン。旅の根源を求め、スペインやチベットをはじめ、全熊野古道、四国遍路など国内外の信仰の道を歩く。近年は、山伏修行に参加。地域に根ざした伝統文化を追い、埼玉県の小鹿野歌舞伎を撮影。東日本大震災後は、保養キャンプに参加する母子のポートレートを撮影し、プレゼントする活動を行なっている 1
2
『小屋のすべて (扶桑社ムック)』 小屋の建て方から楽しみ方まですべてが分かる! |
この特集の前回記事
ハッシュタグ