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PayPayピックアップ「20%還元キャンペーン」が開始、加盟店舗が急増中

地元展開のスーパーマーケットが加盟

 筆者は7月12日、PayPayピックアップに関する記事を日刊SPA!で配信した。この時は筆者の住まう静岡県静岡市でもようやくPayPayピックアップ加盟店が登場したという段階で、店舗数も数えるほどしかなかった。  しかし、僅か1か月でPayPayピックアップの加盟店舗数が格段に増えている。  特に大きいのは、地元資本のスーパーマーケットが名を連ねたことだ。静岡市民なら大抵の人が『フードマーケット マム』を日常的に利用しているが、8月14日の時点でマム曲金店がPayPayピックアップに対応しているではないか。 paypay これを単に「ローカルな話」と考えてはいけない。首都圏ではない地方都市のスーパーマーケットもPayPayピックアップに対応するようになった、ということである。地元の主婦がスーパーマーケットで惣菜を買うのにPayPayピックアップを利用し、その上でちゃっかり高還元率のポイントも得ている……ということが現実の光景になっているのだ。

短期間で超速進歩

PayPay ここで残念な話をしてしまうと、新型コロナウイルスの猛威はまだまだ収まりそうにない。米製薬大手ファイザーのワクチンが臨床試験で抗体を作ったという報道もあるが、今現在はあくまでも試験段階だということを忘れてはならない。新しいワクチンの実用化と流通までにはまだ時間がかかりそうだ。  それまでキャッシュレス決済各銘柄は、「ウィズコロナ」を前提にしたキャンペーンを実施するだろう。だからこそPayPayピックアップは短期間で長足……もとい、「超速」の進歩を遂げている。来年の今頃は、誰にとっても「スマホでテイクアウト」が常識的な動作になっているだろうと筆者は確信している。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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