キャバ嬢は今年のお盆休みをどう過ごした? 昨年はハワイ旅行だったのに
例年、Uターンラッシュで多くの人が集まる東京駅だが、今年のお盆休みでは目立った混雑は見られなかった。コロナの影響で休日を返上して出社した人も多い中、暦通りの休みを過ごしたのは夜の世界に生きるキャバクラ嬢達だ。
いつもなら海外旅行などで贅沢に過ごしているイメージのあるキャバ嬢だが、今年のお盆休みはどのように過ごしたのだろうか?
まず、話を聞いたのは大阪のキャバクラに勤務するマイカさん(仮名・21歳)。
「去年のお盆休みは店の子とハワイに行っていました。でも、今年はコロナの影響で海外は難しくなったので東京旅行に変更したんです。ディズニーランドに行く予定だったのですが、都内の感染者が増加してしまい、同居している親から『行かないでほしい』と言われて泣く泣くキャンセルすることに。予定が何もなくなっちゃったので、友達が働いている地元のガールズバーでお盆休み中だけアルバイトしていました。コロナでキャバクラがヒマになってしまったので、この機会にガールズバーとの掛け持ちも考えていますね」
実家住まいのキャバ嬢が最も不安視していることは、親に感染リスクを追わせてしまうことだ。そのため、この連休は外出しても県をまたぐ移動はしていないというキャバ嬢も。
一方、実家に帰省したくてもできない……と肩を落とすのは、都内の熟女キャバクラに勤務するマコトさん(仮名・35歳)。
「地元が北海道なのでお盆休みは毎年子供とともに帰省しているのですが、今年は親から『帰省はしないでほしい』と言われてキャンセル。孫に会いたい気持ちはあるのですが、田舎なので近所の目がどうしても気になってしまうと言っていましたね。実際にお盆中に帰省した人の家に『帰ってください』という張り紙をする帰省警察も問題になっていましたし。でも、今年は子供の夏休みも短いので、宿題をやることも考えたら結構ハードスケジュールなので無理して帰省しなくて良かったのかも……と思います。
そこで、帰省気分を少しでも味わうために親から地元の名産をたくさん送ってもらって、家で『北海道パーティー』をしたんです。子供も楽しんでくれてたし、『Go Toキャンペーン』を使わなくても地元の観光支援もできたので良かったです」
ディズニー旅行を泣く泣くキャンセル…
親から「帰省しないでほしい…」
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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