恋愛・結婚

キャバ嬢は今年のお盆休みをどう過ごした? 昨年はハワイ旅行だったのに

この機会にプチ整形!でも…

 そんな中、通常のお盆休みよりも長い休暇となったキャバ嬢も。大阪府から8月6日~20日の間、時短休業要請が出された大阪ミナミのキャバクラに勤務するレンカさん(仮名・26歳)だ。
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写真はイメージです

「2週間もお盆休みがあるので、この機会にプチ整形をしたんです。緊急事態宣言中は整形する人がすごく多かったようでクリニックの予約が全然取れなかったんですよね。目の二重整形と1日でできる鼻のプチ整形、あとはシミ取りもやりました。  術後のダウンタイム中はお酒を飲んだらいけないので出勤しているときだと難しいのですが、今のタイミングなら休肝日にもなるので一石二鳥ですね。去年のお盆休みは常連のお客さんとご飯に行ったりしていたのですが、今年は仕事だったりどこにも行けないから家で過ごすという人がほとんど。店が再開されるまで、誰にも合わないで家に引きこもってそうですね……」  一方、お盆休みも関係なく多忙に過ごすキャバ嬢も……。昼間は美容専門学校に通っているという大阪のキャバクラに勤務するミサさん(仮名・20歳)だ。 「来年から美容室の就職が決まっているんですが、コロナの影響で授業が大分遅れてしまったんです。実技授業ができないのでマネキンで練習しているのですが。マネキンだと実際の人間の頭の形や髪質と違うので上達しない。授業もフェイスシールド着用で先生の話を聞くだけで、他の学生との会話も禁止なので情報交換もできないし。なので、夏休みはSNSでカットモデルを募集して練習しています。  派手なカラーにしたいけれど美容室で染めるお金がない人とか、安い料金で色々な髪型を試してみたい人とかですね。でも、今年入学してきた1年生は、入学当初からオンライン授業で今も実技ができないし友達も作れる状態じゃないのでかなり大変だと聞いています……」  例年と違い、コロナで収入も減ったので大人しく過ごす……というキャバ嬢が多かった。なお、筆者のお盆休みは親戚の集まりがなくなったのでムダに仕事をして過ごした……。コロナ禍のお盆休み、皆様はどんな風に過ごしただろうか。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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