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薬師丸ひろ子、かとうれいこを発掘。美少女写真家が語る「ダイヤの原石」の探し方

久しぶりに撮りたいと思った女性

 実は、会田は東京の活動拠点を引き払い、グラビア撮影から3年ほど遠ざかっていた。そんな彼が久々に現場に立ってみたいという衝動に駆られた女性がいるという……。大手プロダクションにも所属していない、まったくの無名、古谷未寿城だ。

(C)会田我路

「昔の仕事仲間から『ヨガのインストラクターでかわいいコがいるから撮らないか?』と、声をかけられて。業界に嫌気がさして東京を引き払ってからは、2、3年撮影していなかったんですが、彼女の宣材を見て『久しぶりに撮ってみたいな』と思った。  長らく『美少女写真家』などと言われてきたけど、実は、僕の初めての写真集はヨガ。ヌードの女性によるヨガのポーズ集を大昔撮ったことを思い出して、オファーを受けた。だから、彼女とは妙な縁を感じます」

(C)会田我路

 古谷未寿城に、会田はかつて自分が発掘し世に送り出したスターたちと同じ何かを感じたとも話す。 「なんか、ファインダーを通して見ると、活発で健康的なキュートさのなかに、時おり、凛としたノーブルな雰囲気が見えるんだよね。彼女、実家が老舗の料亭をやっているらしいから、そういう育ちや品が影響しているのかなぁ。  葉月里緒奈はプライベートが奔放過ぎて、一時メディアの皆さんにバッシングされたけど、社長令嬢だった彼女には品と陰があった。  今は、本格的にヨガをやっているコって多いが、古谷未寿城は米国のヨガインストラクターの資格も持っているから、今まで見たこともない前衛的なグラビアを撮れる余地もある。今後、売れるかって? うーん……僕の目がまだ確かなら、かなり、そこそこのところまではいくんじゃないかな(笑)」  果たして、古希を迎えてもなお、稀代の「美少女写真家」の目はブレてないのか? 古谷未寿城の活躍にも注目したい。 (文中敬称略) 取材・文/斎藤武宏 写真提供/会田我路 ▼古谷未寿城 1997年10月12日、東京都生まれ。ヨガインストラクター。全米ヨガアライアンス「RYT200」取得。2歳から器械体操を始め、中学時代はオリンピックを目指し、東京都強化選手に指定される。20歳でヨガインストラクターの資格を取得するためハワイ留学。全米ヨガアライアンス「RYT200」を取得。通常1年近くかかるところ、1ヶ月で合格。帰国後、ヨガ運営大手の岩盤ヨガスタジオで最年少インストラクターとして勤務。現在は独立し、プライベートレッスンを中心に活動。器械体操の要素を活かしたハイブリッドヨガスタイルが特徴。インスタは@miduki___f1012
古谷未寿城

写真家・会田我路氏が注目する「無名」のヨガインストラクター・古谷未寿城

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