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働く世代の5割が年収200万円台に? アフターコロナのリアルな予測

ホワイトカラーの仕事が奪われる

 特にAIはデスクワークを得意としているので、ホワイトカラーの仕事の多くが奪われる。 「私の知人にAI秘書を導入しているITコンサルタントがいます。AIが少しずつ彼の行動パターンを学習し、2年近くたったある日、彼がうっかり会議をすっぽかしてしまった。2時間後にそのことに気づき、慌てて関係者に謝罪しようとしたら、すでにAI秘書が各所に謝罪と根回しをして、会議がリスケされていたそうです」  AIがここまで有能になれば、多くの仕事が消滅し、新中間階級のなかでも一握りの優秀な人材の年収はアップするが、それ以外はアンダークラスへ転落する可能性も。もはや年収200万円時代の到来は避けようがない。  だからこそ、「自己責任ではなく社会構造の変化が原因なので、社会保障制度などを利用しながら、したたかに生きるべき」と橋本氏は語り、一方で鈴木氏は「逆に言えば、利便性が向上し、年収200万円でも生きられる時代になるということ」と指摘する。
橋本健二

橋本健二氏

【橋本健二氏】 社会学者。早稲田大学人間科学学術院教授。膨大なデータを駆使して日本社会の階級構造を浮き彫りに。専門は社会階層論、階級論。著書に『中流崩壊』(朝日新書)など。
鈴木貴博

鈴木貴博氏

【鈴木貴博氏】 経営戦略コンサルタント。百年コンサルティング代表。未来予測とイノベーション戦略の専門家として、数々のメディアで連載を持つ。著書に『日本経済予言の書』(PHPビジネス新書)など。 <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!9月1日発売号の特集「年収200万で楽しく暮らす」より
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週刊SPA!9/8・15合併号(9/1発売)

表紙の人/ 今田美桜

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