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コロナで壊滅の銀座。元・銀座のママが50万円で始めた穴場ビジネス

メーカーはどんな香りでも作れる

除菌ジェル さすがは元銀座のママ、といった行動力と人脈だ。桐島さんのオリジナルアルコール消毒ジェルの特徴は、しっとりとした使用感と上品な香りにある。 「時期が時期だったので、まずは納得のいくアルコール消毒ジェルが欲しいなと思って試作を始めたんです。とにかく乾燥するのが嫌だったので、保湿成分にコラーゲンをたっぷり入れました。『うまくできたら、通信販売をしてもいいな』と思って、ユニセックスな香りにもこだわりました。メーカーさんと相談すればどんな香りでも作れるので、楽しいですよ」  「どんな香りも作れる」とはいえ、オリジナルで作るとなると、かなりセンスが問われるのでは? 「実はぜんぜんそんなことないんです。まだ日本では香りに商標がありませんから、好きな香りを参考に調香してもらうことができるんです。ここだけの話、私も以前からお気に入りの香りを参考に調合にしてもらいました。爽やかな香りなので、予想以上に男性の方からご購入いただいていますね」 (ちなみに、欧米では法律上「かおりの商標」を認める国もあるが登録が少なく、結果、日本でも「○○とそっくりの香りのデフューザー」などが売られているらしい)

元・銀座のママは、転んでもただでは起きない

 軌道に乗り始めたアルコール消毒ジェルビジネス。完売後も予約希望者が後を絶たないため、9月にはロット数を増やして再生産するそう。銀座では、クラブで働く女の子から噂を呼び、紳士達の間でも使う人が増えているらしい。緊急事態宣言も解除され、「工場のラインが混み始めた」とため息をつく桐島さん。  ちょっとした余剰資産とメーカーに心当たりがある人は、オリジナル除菌アルコールビジネス参戦への最後の契機かもしれない。 <取材・文 小西麗>
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