更新日:2020年09月15日 16:20
デジタル

警備ロボ、検温管理端末…業者展示会で見つけたwithコロナ最新ガジェット

withコロナ時代に向けたデバイスは?

 さて、次に気になったのは感染症対策のwithコロナの検温管理端末です。  現在さまざまな場所で、入場時に検温やアルコール消毒を行っています。スタッフが非接触式体温計にて温度を測定していると言う場所もあるかと思います。こういった場合に、人と人の接触が起こってしまうのでこの接触を極力減らせるような仕組みを開発し製品展開していました。  どの企業の商品も基本的な作りは似ており、非接触式温度センサーと液晶ディスプレイを組み合わせ、セルフ検温を行うことが可能。マスク着用の有無をAI判定する機能を搭載しているなど顔認証システムが大きな進化を遂げているのが特徴的です。
検温管理端末

各社その形や作りに差はあれど、検温管理端末は大きな注目を集めていた

 また、決まった人しか入退場しないエリア向けなどでは、リストバンド型の測定器を使い常に体温測定ができる仕組みを整え、クラウド上で各個人の管理が行える仕組みになっているなど、徹底的に人と人の接触を避けやすい環境を整えるシステムが多数展示されていました。
リストバンド検温器

仕組み的には、リストバンド検温器もウェアラブルデバイスと言って問題ないだろう

 同時開催された「関西スマートエネルギーWeek2020」では、災害時の非常用発電機やエネルギー備蓄システムといった機材も。なかでも、LPガスを使った発電システムはユニークでした。スタンドアローンで使えるLPガスシステムを最大限に活用しており、都市ガスではまかなえないLPガスの新たなメリットが見受けられました。
発電機

LPガス1本で3日近くの発電が可能だ

 この展示会は、次回開催は2021年3月に東京で開催予定。残念ながら商談展なので、一般の方の入場はできませんが、関係企業の方で気になった方は、次回の展示会に足を延ばしてみてはどうでしょうか。
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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