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ド底辺キャバ嬢2人が秋バーベキューに挑戦。男性客を横目に酒を浴びる

酒を切らした女2人が取った行動

 そう、私も友人もそんなに飲まないだろうと思って酒をそんなに買ってこなかったのだ。キャンプ場ではソフトドリンクは売っているものの当然、アルコール類は売っていない。よし、こうなったらこの手しかない……。 「すみませ~ん……。もしお酒余っていたらでいいんですが、売ってもらえませんか?」  メンズグループに直談判だ。 「すみません、お酒持ってきてないんですよ」

私達みたいなのがいてすみません……

 そんな、バーベキューに酒を持ってきていないだなんて……。もしかして、この人達ガチ勢? 説明しよう、バーベキューガチ勢とは心から自然の中での料理や食事を楽しむ人達のこと。カワノ達のようにただ飲み目的で来ているゴミクズキャンパーとは格が違うのである。確かに機材もすべて持参しているようで見たことのない物ばかり。鳥のさえずりや自然の音を楽しみに平日に来たのだろうに、私達みたいなのがいてすみません……。 「帰ろうか……」  こうして、反省した底辺キャバ嬢2人は酒もなくなったので早々と帰ることにした。最後は微妙な終わり方だったが楽しかった。普段は1人ですが、たまには女子キャンもいいね!<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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