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新型iPhone、12MiniとSE 2を比較。小型ボディが日本人ユーザーに好評

サイズは小さいのに画面は大きい

 では、改めて両者を比較してみよう。 ▼iPhone 12 mini 高さ131.5mm 幅64.2mm 厚さ7.4mm 重量133g 画面サイズ5.4インチ ▼iPhone SE 2 高さ138.4mm 幅67.3mm 厚さ7.3mm 重量148g 画面サイズ4.7インチ  12 Mini はSE 2に対して高さと幅、そして重量で下回っている。特に重量はSE 2よりも15g軽い。が、ディスプレイサイズは5.4インチ。これは上下左右のベゼルが極細化した結果でもある。  そして12 Miniのプロセッサーは、6.1インチ機種と同じくA14。6.1インチのiPhone 12と性能差はないということだ。なお、12 Miniの価格は7万4800円から。高価格化著しい近年のiPhoneの中で、7万円台から買えるという点も特筆に値する。

未来の5G整備を見越して…

 また、今回発表された新機種は5Gに対応する。12 Miniも例外ではない。  もっとも、現時点で5Gが使用できるエリアはごく限られている。従って、5Gスマホなど持っていても宝の持ち腐れではないか……という見方もある。が、日本の通信各社は5G回線の急ピッチ整備を公約している。日本にとって、2021年が「5G元年」になるだろう。それを見越した「先行投資」のような意味合いで新型iPhoneを購入する、というのも決して悪くない手だと筆者は考える。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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