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タクシードライバーにとって配車アプリは是か非か

タクシー

便利さの裏に隠れているもの

 タクシー配車アプリは、ドライバーにとっても利点はある。何より走り回らなくても乗客を見つけることが出来、煩わしい現金精算も減り、釣り銭の心配もタクシー強盗に襲われる心配も減る。  しかし、いい面ばかりではない。  タクシー配車アプリは、基本1番近いタクシーが配車をされるのだが、だからといってすぐに来るものではない。ナビゲーションも車の進行方向まで察知できないため、進行方向の背後からの場所から呼ばれる時も多々ある。すぐに引き返せればいいが、Uターン禁止や一方通行だらけで引き返すことができずにどんどんと離れていくケースもある。  物理的に近いだけであって配車時間がタイトに設定され、その配車時間に間に合わせようと交通違反や事故を起こすこともある。このようなことは頻繁に起こるので、配車時間はあくまでも目安として捉えたほうがいい。  また、アプリで配車をしたにも関わらず、タクシーの到着を待たずに目の前を通ったタクシーに乗ってしまう人も少なからずいる。急用などで1分1秒を惜しむ人は致し方ない。しかし、キャンセルの連絡をしたのならまだしも、何の連絡もしないままにしたおかげで、ドライバーは来るはずもないお客を永遠に待つ羽目になる。  モラルに欠けた人のお陰でドライバーは貴重な時間を無駄にし、強いては売上げ、生活にも影響する。上記のようなキャンセルにかかるキャンセル料は、アプリによりまちまちだか、キャンセル料をとるというアプリもあるので気をつけたほうがいいだろう。  今まで道で手を挙げタクシーを乗っていたときは個人情報を知られることはなかったが、タクシー配車アプリになると、名前の他に住所や携帯電話番号などの個人情報を知られる機会が出てくる。  タクシー会社もタクシー配車アプリの利用者が増えることにより、Uberと同じように利用者を評価するシステムを採用しようとする動きも出ている。タクシー会社から利用不可の烙印を押されないためにも素行には気をつけたほうがいいだろう。物流ライター。ライター業の傍らタクシードライバーとして東京23区内を走り回り、さまざまな人との出会いの中から、世の中の動向や世間のつぶやきなど情報収集し発信する。また、最大手宅配会社に長年宅配ドライバーとして勤務した経験とネットワークを活かし、大手経済誌のWEB版などで宅配関連の記事も執筆する。タクシー・宅配業界の現場視点から、「物」・「人」・「運ぶ」・「届ける」をそれぞれハード(荷物・人)だけではなく、ソフト(心と気持ち)の面を中心に記事を執筆中。ブログ「吾は巷のインタビュアー!」
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