しかし、披露宴の最中に患部の右ヒザが急に痛み出し、それからは脂汗を流しながら必死に耐えていた。 「なるべく負担がかからないようにしてもらいましたが、手術をしてからまだ日も浅かったので。鎮痛剤を飲んでいましたが、タイミング悪く途中で薬が切れてしまったのかもしれません。お色直しで控室に戻った際、薬を飲んで痛みは和らぎましたが、突然痛みが来たので焦りました」 　そんなハプニングはあったもののヒザの激痛を除けば、結婚式自体は大きなトラブルもなく無事に終了。でも、それで気が抜けてしまったのか二次会会場の店内で転んでしまい、その拍子に床についた右手を捻挫してしまう。 「ただでさえ足が踏ん張れない状態だったのに、お酒も少し入っていたので。だから、私にとって結婚式とケガ、痛みはワンセット。一生の思い出になったのは間違いありませんが、本当はケガのない状態で迎えたかった。それだけはつくづく思いますね」 　結婚式など大事なイベントの前に激しい運動やスポーツは、控えたほうがいいのかもしれない。＜TEXT／トシタカマサ＞ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。