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妹の結婚式に遅刻をしたら新郎母が激怒「息子の結婚式に泥を塗られた」

 本来はマナー違反とされる結婚式への遅刻。だが、やむを得ない事情や交通機関の乱れにより、どうしても到着が遅れることもある。新郎新婦の友人や同僚であればともかく、家族が遅刻したとなると周囲の見る目も違う。
披露宴

写真はイメージです(以下同じ)

 工藤貴広さん(仮名・45歳)も仕事の都合で妹の結婚式に遅刻した苦い思い出がある。式場に着いたのは披露宴の終盤。新郎が両親への感謝のスピーチを述べている最中だった。

式場に着いたのは披露宴終了30分前

「もう10数年前の話ですが最初から立ち会うことができず、今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。到着が遅れることは事前に連絡を入れていましたし、式が終わってからは新郎新婦や相手の両親に遅れたことを何度もお詫びしました。でも、新郎のお母さんは遅刻したことが許せなかったようで、厳しいお叱りの言葉をもらいました」  自分の顔を睨み、「新婦の兄という立場で遅刻はありえない。今日くらい普通は休むものでしょう」「息子の結婚式に泥を塗られた!」などと言われたそうだが、遅刻の言い訳などは一切しなかったという。 「ちょっとキツい性格の方だと聞いていたからです。このときは周りに新郎母と新郎新婦、ウチの母しかいませんでしたが、息子の義理の兄に向かってここまでハッキリと言う人です。妹との嫁姑の仲がこじれてもマズいですし、私が遅刻したのは事実。誠心誠意謝ったつもりですが、納得してはもらえなかったみたいで……」 手術 実は、工藤さんの仕事は医師で結婚式当日は夜勤明け。仕事が終わるのは朝の予定だっため、午後から始まる式には十分間に合うはずだった。ところが、入院患者の緊急手術が入ってしまい、病院を出たのはお昼前。急いでも遅刻は避けられなかった。

遅刻に激怒した新郎母は、結婚に反対だった

「本当は夜勤もなかったのですが、急きょ入るように言われてしまって。義弟の母親も私の職業は知っているはずですが、結婚式くらい休んで当然だと思っていたのでしょう。確かに、その通りかもしれませんが、理由はこれだけではなかったと思います。相手は比較的裕福な家で、それまでの言動から私の家を格下に見ていることは気づいていました。ウチはごく普通のサラリーマンの家ですし、親父は結婚式の4年前に亡くなっていたので。最終的には義弟の気持ちを尊重してくれたようですが、最初は結婚に反対だったと2人から聞きました」  遅刻したことについては、工藤さんだけでなく彼の母親や妹も一緒に謝ってくれたが、遠回しに嫌味をネチネチと言われ続けた。 「けど、そんな義弟は自分の母親の態度が許せなかったんでしょうね。『母さん、いい加減にしろ!』と言ったんです。大きな声だったので彼女は驚いた様子で一瞬身体をビクッとさせていました」  義弟は工藤さんたちに「母がすみません」と謝罪。理由も含めて結婚式に遅れることは始まる前に話していたそうで、母親に「こんなことを言うなんて信じられない」と悲しそうな表情で話していたという。
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妹夫婦は新郎母と距離を置き、嫁いびりを回避
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