更新日:2021年10月03日 10:31
仕事

「こんな客はイヤだ」夜の街で働く女たちの業態別“怒りの告発”大会

ガールズバーでは痴漢が横行?

 最後に話を聞いたのは、大阪のガールズバーに勤務する大学生のメイさん(仮名・20歳)。 「セクハラ客がやたら多いこと。キャバクラのように時給が良くて隣に座って接客するのならまだ仕方ないと思えるのかもしれませんが、時給2000円だし。しかも、カウンター越しに接客してるのにわざわざ身を乗り出して触ろうとする客って何なんですか? 手相見せてとか言って触るのならまだしも、いきなり胸を鷲掴みとか……、もはや痴漢ですよね。  あと、仕事後に店の女の子と居酒屋で飲んでいるときにオッサン達が話しかけてくることがあるんですよ。そのときに店長が知り合いの店だと、私がガールズバーで働いているってことを言っちゃうんですよ。すると、オッサン達はタダで接待してもらえると思っているのか、やたら絡んで来るのがウザイ。話し相手をしたところで奢ってくれるわけでもないし、世の男達は水商売=外でも無料接待してもらえると思っているヤツが多すぎますよ」  笑顔に見える夜の世界でも、それぞれの悩みや愚痴は尽きない模様。今回の話を聞いて、思い当たる節がある男性諸君もいるのでは?<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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