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忘年会自粛でパーティースペースに特需? 初期投資40万円で副業にも最適

初期費用は1年で回収できる

 コロナ禍で苦境にあるものの、少人数向けスペースは堅調傾向にあり手堅いサイドビジネスに成り得る。深瀬氏がパーティールーム開業のため備品にかける費用は約40万円ほどで、立地さえ間違えなければ初期投資は1年で回収できるという。 「新宿、渋谷は需要がありますが家賃も高いエリアです。それよりは池袋、上野、五反田あたりの家賃は安いけど需要もある地域が狙い目です。最近大塚でレンタルサロンを開業しましたが、家賃は5.5万円で備品は15万円と初期投資は抑えめ。普通のサラリーマンの方でも貯金で始められる事業だと思います」  レンタルスペースの出店で大事なのはマーケティングだと強調する。 「競合の調査や、エリアマーケティングは欠かせません。私のパーティスペースは韓流ブームで賑わう大久保から近いので、妻のセンスでK-POP好きな女性が好みそうなインテリアにしました。女子会需要を取り込めた結果、男女比5:5の利用だったのが、今は女性客が7割です」

忙しいサラリーマンに向いている

 忙しいサラリーマンであっても、外注を活用すれば清掃や予約管理も問題ないとのこと。 「私は江ノ島在住で頻繁に都内には行けません。そこで売上の10%で運営を代行してくれる業者に外注して管理をお願いすることで、オーナーがやるべきことに専念できます。今は次なる出店に向けてのリサーチや物件探しに力を入れていて、物件(立地)選びで8割勝負がつくので妥協はしたくないです。ただ不特定多数の出入りがNGの物件が多くて、レンタルスペース向きの物件は感覚的に100件中1件くらいの割合ですね」  深瀬氏のパーティスペースがある新宿歌舞伎町は、需要の強い立地である一方、場所柄なのか運営の苦労もあると明かす。 「酔っ払ったお客さんに、テレビやドアを壊されたことがあります。ほかには騒ぎすぎて警察呼ばれたことも。近隣の迷惑になるので現在は深夜営業は止めて24時までの営業にしています。まあ、苦労もありますが工夫したことがすぐに予約という結果に現れるのでやりがいのあるビジネスですよ」  新しい生活様式で人々の行動が変様した今、小規模レンタルスペースにビジネスチャンスを見出す個人が増えそうだ。
レンタルスペース

クリスマスデコレーションで雰囲気を盛り上げる。インテリアは奥さんが担当

〈取材・文/栗林 篤〉
不動産、マネー、ネットカルチャー分野を得意とするフリーライター。社会事情についても執筆する。 著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』(WAVE出版)。Twitter:@yuutaiooya
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