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コロナ禍の宅食サービス。低糖質、高たんぱくのメニューで15kg減

健康志向でも男性が満足するボリューム感

 健康志向はnoshの売りのひとつだが、成人男性にとって物足りない内容では仕事のパフォーマンスにも影響しかねない。その点を織田さんに尋ねると、 「十分満足感が得られて不満はありませんよ。特にロールキャベツとハンバーグは腹持ちも良くてお気に入りメニューです。毎週のように新メニューも追加されて飽きさせない工夫もされていて、選ぶ楽しみがあります。最近はnoshのスイーツが美味しくて追加で頼むようになりました」 と量・味ともにnoshに満足している様子だ。

現在は月間67万食を売り上げる

 全体での販売数も好調なようで、noshを運営するナッシュ株式会社マーケティング部の藤原愛氏は、 「低糖質・低塩分・高タンパク質という特徴から、当初はダイエットをしたい女性からご支持を頂いていましたが、コロナ禍で在宅ワークが増えた影響から家事の時短目的で使用される方も増えており、コロナ前は月間18万食だった販売数が現在は月間67万食にまで増加しています」 とコメントする。前出の織田さんはコロナ禍が収束しても現在のランチ習慣を継続する考えだ。 「noshに特に不満はなくて、強いてあげるなら、会社の冷凍庫のスペースを占有して肩身が少々狭いこと、定期便が届く日を妻に伝えておかないと自宅冷凍庫の保管スペースが確保できないことくらいですかね」  織田さんの昼食のニューノーマルとなりそうな宅食サービス。緊急事態宣言下で飲食店の短縮営業で困っている夕食難民にも重宝されそうだ。〈取材・文/栗林 篤〉
不動産、マネー、ネットカルチャー分野を得意とするフリーライター。社会事情についても執筆する。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』(WAVE出版)。X(旧Twitter):@yuutaiooya
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