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男が選ぶ好きな男1位に明石家さんま、嫌いな男1位は?

好きな男殿堂入りの福山雅治が時代の男を斬る!

 ’11年から’16年にかけて「好きな男」部門6連覇で殿堂入りを果たしている福山雅治氏と、プロインタビュアーで当企画のご意見番・吉田豪氏に今回のランキングを振り返ってもらった。新型コロナ、7年8か月ぶりの首相交代、不倫、結婚と話題に事欠かなかった’20年、二人が気になった男とは?
福山雅治氏と吉田豪氏

吉田豪氏(左)と福山雅治氏

吉田:’19年はイチローさんが1位だった「好きな男」ですが、今回は明石家さんまさんですね。 福山:「嫌いな男」としても3位に入ってますね。 吉田:常にいろいろなことに対して適切に距離を置いて、適切にダメ出しをする人ですから、実は意外と信頼感があるのかもしれないですよね。気になるところでは、菅田将暉さんが’19年の圏外から一気に5位になってます。 福山:菅田くんは仕事で何度も会ったことがありますが、何でもできるんですよ。お芝居もさることながら、歌もトークも、かつファッションセンスも素敵で。 吉田:その上、ラジオの人でもありますし。 福山:バラエティでの感覚も。全方位型の才能の持ち主だと思いますね。僕らなんかの時代だと、俳優もミュージシャンもアイドルも出自は複雑な生い立ちとかがあって……という。菅田くんにはそれを感じない。ネガティブな背景は必要なく、才能は才能だけで評価されるという、ある意味フラットでクリアな時代になってきている気がします。

クロちゃんは意外と嫌われてない?

吉田:「嫌いな男」は例年通り、主にスキャンダルに影響された順位ですよね。でも、前回3位だったクロちゃんは意外と嫌われてなくて、ナダルが想像以上に嫌われてるという。 福山:実際そうなんですか? 吉田:番組で助けてくれた今田耕司さんで××したことがあるとか、クロちゃんは本物の狂人ではあるけど、実はそんなに害はないんですよ(笑)。ああ見えて、女癖は悪くないですから。 福山:その一方で、ちょっと触れにくい人もいらっしゃったり……。 吉田:芸能人の謝罪会見がシャレにならない感じになってきたのは、ここ数年のことですよね。昔はもっと会見にエンタメ要素がありましたよ。斉藤由貴と不倫した川崎麻世の謝罪会見の横で、なぜかカイヤが腕を組んで仁王立ちしてるとか(笑)。 福山:今はどうしても「会見力」みたいなものが問われてしまいますよね。
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世間はスキャンダルに敏感
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