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本当にあった魔法の鍋。食材を入れ火にかけるだけで絶品料理が完成

食材を入れれば旨味凝縮。コンロで使える魔法の鍋

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焼きたい食材を入れて火にかけるだけ。時々、焦げないように動かすだけで、驚くほどおいしい料理が出来上がる

●OIGEN みよちゃんちの焼芋鍋 価格:1万3200円(税込)サイズ:W33.2×D25.4×H13.7cm/重量:5kg  料理が大好きだ。食べることも好きだが、作るのも好きなのだ。中年男性にしては珍しいといわれるが、食材を選ぶのも大好きで、スーパーや八百屋、肉屋、魚屋でよさげな食材を見つけては、どう調理すればさらにおいしくなるかと、今夜の献立に思いを馳せている。  さて、今回紹介する「みよちゃんちの焼芋鍋」。シンプルに焼き芋を焼くための鍋なのだが、これがなかなか奥深く楽しいのだ。  使い方は簡単。食材をそのまま鍋に入れて、フタをして、コンロで弱火~中火にかける。サツマイモなら30分待てば出来上がり。もともと焼き芋好きで、それのために購入したのが10年前。それからジャガイモ、ニンジン、トウモロコシ、リンゴなど、食材をいろいろ試してきた。どれもこれも焼き上がると旨味が凝縮されており、食べると新たな発見がある。特にオススメは皮つきのタマネギ。トロける焼き上がりに驚くだろう。
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今週のジバラー・PONCHO(ポンチョ)

鋳鉄の特徴は…

 鋳鉄製のこの鍋は、岩手の名産「南部鉄器」の老舗が製造している。鋳鉄の特徴は、熱をムラなく伝え、蓄熱すること。食材の旨味を引き出し、閉じ込める。  キャンプで人気のダッチオーブンも同様に鋳鉄製。鍋に食材を入れて火にかけるだけで絶品料理が出来上がるので「魔法の鍋」と称されている。そしてこの焼芋鍋も、同様の魔法のチカラがあるように感じられる。  とはいえ違いもある。ダッチオーブンは鍋底が平らで通常の鍋と同じ形だが、この焼芋鍋は底の中心に煙突状の穴が開けられている。その煙突から火の熱を直接取り込むことで、ダッチオーブンよりも鍋内の温度が高くなるのだろう。
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