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デザイン、機能、価格…リモートワークにちょうどいい加湿器

仕事場の環境を邪魔しない、目立たない加湿器

ジバラーガジェット

ミストに手のひらを当てると、スチーム式と違って冷たい。でも手にはしっかり水滴がつく超音波式の加湿器

●スリーアップ アロマ加湿器 フロートS 価格:3480円(税別)外形寸法:Φ14.0×H21.2cm/重量:660g  私は約20年間フリーランスのライターをしており、執筆はずっと自宅の仕事場で行っている。いわばリモートワーク歴20年だ。  仕事場は自分が使いやすい環境を整えているが、数少ない難点がエアコン暖房による乾燥。そのため、常に加湿器が欠かせなかったわけだが、長年使っていたものは4時間ごとに水を補給しなければならず、デザインはファンシーで小さい割には強い存在感。もらいものだったということもあり、なんとなく使い続けていたが、正直に言えば気に入ってはいなかった。  しかし、今冬はコロナ対策も考え、ついに新しいものに買い替えた。それがスリーアップのアロマ加湿器「フロートS」だ。カタログによればタンク容量は1.4L。最大出力でも7時間稼働する。  実際、本体に備わったミスト量調節のダイヤルを中くらいにしておけば、一日中仕事をしていても、途中で水を補充する必要がなく、とても快適だった。  また、水がなくなると噴霧も運転も停止。「そろそろ仕事を終えましょう」と知らされているようなちょうどいい稼働時間だ。
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今週のジバラー・PONCHO(ポンチョ)

邪魔にならない大きさ

 肝心のデザインはプラスチック製ながらチープ感のない自然な木目が印刷されており、老若男女問わずオススメできる。  また、こちらのSサイズは直径が14㎝。デスク上に置いても邪魔にならない。  噴出されるミストは、最大200ml/時と4畳程度の広さが目安。デスク上に置いておくものとしては十分すぎるくらいの蒸気量だ。  加湿器には電気で水を沸騰させて水蒸気を生む「スチーム式」や、水を含んだフィルターに空気を通して加湿する「気化式」などもあるが、これは「超音波式」という水を微細な粒子にして放出するタイプ。スチーム式に比べて水蒸気が熱くならないため、誤って近づきすぎてもやけどする心配もなく、暖かくなる春や夏でも使いやすい。また、電気代も安い。
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音が気になる人は注意
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