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親の介護は平均4年、費用は800万円。介護地獄を避けるためにすべきこと

知っておきたい制度・サービス

▼代理人カード 口座名義人のキャッシュカードと同様に利用できる家族用のカード。あらかじめこれを作っておけば、親が認知症などになってもお金を下ろすことが可能に ▼日常生活自立支援事業 専門の研修を受けた生活支援員が家まで訪れてくれる。公共料金の支払いといった金銭管理や各種サービスの利用、見守りなどの支援を受けられる ▼親の介護保険 ANA、JAFなど、団体会員向けに発売されている介護保険。会員になれば個人でも加入できる。例えば、コープの「親の介護補償保険」では「父親が75歳なら月7850円で、一時金として300万円の補償」を受けられる ▼年金担保融資 法律で唯一認められた、年金を担保に融資を受けられる制度。最大で200万円まで。ただし、2022年3月で廃止となる予定。また、要介護になると申請できないので要注意
横井孝治氏

横井孝治氏

【介護アドバイザー・横井孝治氏】 All About「介護」ガイド。19年間両親の介護をした経験を持つ。現在は、介護関連の複数のWebサービスを運営する傍ら、講演を通して情報を発信している <取材・文/週刊SPA!編集部>
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