まず値段が5990円とユニクロにしてはかなり高額です。そこまで値段を上げているのでどれほどいいレザーを使用しているのかと思いきや、素材は本革ではなく合皮。 　合皮といえど、本革ライクな自然な風合いが楽しめる素材もありますが、今回、使用されているのはテカリが目立ち、チープな印象は否めない合皮です。 　ユニクロはスウェットやジャケット、デニムなど素材にはかなりこだわりがあり、実際に出来もいいものが多いだけに正直、肩透かしでした。 　シルエットも横幅が太めでぽってりとしています。革靴はシャープなほどシルエットはきれいに見え、着用した際にも足が長く見えるのでもう少し細身のほうが着用しやすいでしょう。 　トレンドとしてはダッドシューズが流行しているので、太めで野暮ったいシルエットが気分という方もいるかもしれませんが、こちらはトレンドとは関係なく、「単に細めに作れなかったのかな」というシルエットです。