デジタル

スマホをかざすだけで情報が抜き取られる…スキミングアプリに気をつけろ

カバンの外に出しっぱなしは危険

スキミング

対象が別のことに気を取られてる際にさっとスマホをかざすだけのようだ。

 アプリを起動したスマホをターゲットのカバンから出ている交通系ICカードに軽く触れるだけでターゲットの乗車駅から降車駅、買い物をしていればその店名などすべてが閲覧できてしまいます。  これでは行動範囲が丸裸となり、付きまとわずに相手の行動範囲に行けるのでストーカーが簡単に相手の行動、居住エリアを特定出来てしまうようです。
利用明細

交通費精算や出納帳に記録する際には便利なのだが…。

 ICカードの情報記載面を表にしてパスケースにしまっていると、定期や記名式の場合には、名前や年齢などもストーカーに情報として提供しているような状態です。

自分でできる対策はしっかりするべし

 満員電車が減ったとは言え、タイミング次第では今でも満員になるケースもありますし、ショッピングモールなど外出先での接触もありえます。  相手に余分な情報を与えない様に情報記載面は裏側にする。カバンの外に出しっぱなしにしない。 スキミング対策グッズ等でしっかりと保護する。
スキミング対策グッズ

様々なメーカーからスキミング対策グッズが出ているので活用したい。

 自分でできる対策はしっかりとおこない、自衛も必要な時代です。何かあってからでは手遅れですよ。 <文/板倉正道>
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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