更新日:2021年05月06日 16:30
仕事

「テレワーク実施率」全国ワーストの和歌山で、サテライトオフィス活況の理由

「シラコンバレー」の将来像

海水浴場

東京では絶対に実現できない環境で業務に取り組むことができる

――最後にお聞きします。これからのシラコンバレーの展望についてどのようにお考えですか? 大平:移住定住やサテライトオフィスの開設となると、どうしてもハードルが高くなってしまいます。白浜町ではワーケーションを中心に関係人口や交流人口を創出し、ビジネスと観光の両面で町に関わりもらえるように取り組みを進め、将来的には移住定住やサテライトオフィスの開設につなげるとことで、地域活性化に取り組みたいと思います。また、白浜町だけではなく、周辺市町や紀南地方と呼ばれる県南部の自治体間や事業者と連携して多くの企業が集積できるように推進していきます。  観光地とITという二本柱で相乗効果を生み出しながら新たなビジネスチャンスを掴もうと奮闘を続ける白浜町。地方自治体の意欲的なチャレンジには、「テレワーク実施率ランキング」からは読み取れないは可能性が秘められているようだ。 <取材・文/ジャスト日本>
プロレスやエンタメを中心にさまざまなジャンルの記事を執筆。2019年からなんば紅鶴にて「プロレストーキング・ブルース」を開催するほか、ブログnoteなどで情報発信を続ける。著書に『俺達が愛するプロレスラー劇場Vol.1』『俺達が愛するプロレスラー劇場Vol.2』『インディペンデント・ブルース』(Twitterアカウント:@jumpwith44
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