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初対面の男性に体まで触られ…イヤな“飲み会”がなくなった、自粛下の平和

疲弊してまで行かなくていい場

 大勢での飲み会は社交の場になることももちろんあるだろうけれど、多分もう、あまり出席することはないと思う。自分や友人の経験したエピソードがあまりに最悪すぎて、コロナ禍で人と集まる機会が減ったからこそ、自分が疲弊する可能性の高い会合に、金や時間や精神力を遣う必要性を感じなくなったのだと思う。  よくよく考えてみると、本当に自分が行かなくてはならない会合なら、おそらく突然召集がかかるのではなく、もっと事前にスケジュールを空けておくよう指示があるような気がする。  このコロナ禍が終わるころには、最低でもなんとか「それ、オンラインでも大丈夫ですか?」と聞けるだけの勇気を養っておきたい。 <文/吉川ばんび>
1991年生まれ。フリーライター・コラムニスト。貧困や機能不全家族、ブラック企業、社会問題などについて、自らの体験をもとに取材・執筆。文春オンライン、東洋経済オンラインなどで連載中。著書に『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声』 twitter:@bambi_yoshikawa

年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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